鈴木杏「映画で一つ扉が開ける」 『シング・フォー・ダルフール』レセプション開催

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『SING FOR DARFUR シング・フォー・ダルフール』レセプション・パーティ
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“ダルフール”と聞いてピンと来るだろうか? アフリカのスーダン・ダルフール地方で起きている紛争をテーマにした映画『SING FOR DARFUR シング・フォー・ダルフール』。公開を控え、8月20日(木)、本作を後援するオランダ王国大使公邸にてレセプション・パーティが行われ、女優の鈴木杏、世界的に活躍する衣裳デザイナーのワダ・エミらがゲストとして来場した。

2004年の紛争勃発以来、30万人を超える人々が殺されるという悲劇がいまなお続いているにもかかわらず、ダルフールという地名を聞いたことさえもない人が多い、というのが悲しい実状。本作はチャリティイベント「SING FOR DARFUR」が行われるある日のバルセロナを舞台に、ダルフールとは無関係に生きる人間たちの日常を淡々と描き、その美しい映像を通して、“無関心”であることの怖さを訴えかける。監督はオランダのヨハン・クレイマー。

映画に強く感銘を受けたという鈴木さんは「人はどこで繋がっていくか分からない。人一人がとても大きなドラマを持っているし、逆にそんな大きなドラマを持って生きていても、やっぱり人は地球の一部だったり、何かの一部でしかないということでもある」と挨拶。「私自身、本当にお恥ずかしいですが、スーダンのことは知らずにこの映画を観て、インターネットで調べました。でも、本作を観て、書籍で調べたり、ニュースに注目したりということが出来れば、そこから先、一つ扉を開けるんじゃないかなと思います」と映画への思いを語った。

この日はさらに、12歳の少年がダルフールのために歌う映画のオープニングソング「ADAM'S SONG」に対するアンサーソングとして作られた「Touch The Sky」が初めて披露された。本曲にプロデュースから携わり、アニメ「The World of GOLDEN EGGS」の人気キャラクター、ジャッキーおばさんの声優としても知られるアーティストのブレンダ・ヴォーンは「曲を通じて想いをほかの人につなげていってほしい」とコメントし、美しい歌声を会場に響かせた。

昨年の東京国際映画祭で上映され、当時から映画ファンの間で話題になっていた本作『SING FOR DARFUR シング・フォー・ダルフール』。非営利で製作され、プロジェクトから生まれた利益の一部は「The Sing For Darfur Foundation」へ寄付されるなど、通常の配給作品とは違う試みを意欲的に行う。映画の公開は9月19日(土)よりシアターN渋谷ほか全国にて。
《text:cinemacafe.net》
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