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スイスで拘束中のポランスキー監督が入院

チューリッヒで獄中生活を送っていたロマン・ポランスキー監督が16日、市内の病院に検査入院していたことが明らかになった。

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昨年、自身が演出したミュージカルの俳優陣と -(C) Reuters/AFLO
昨年、自身が演出したミュージカルの俳優陣と -(C) Reuters/AFLO
  • 昨年、自身が演出したミュージカルの俳優陣と -(C) Reuters/AFLO
チューリッヒで獄中生活を送っていたロマン・ポランスキー監督が16日、市内の病院に検査入院していたことが明らかになった。

9月26日、チューリッヒ映画祭出席のためにスイスへ入国した際、32年前にアメリカで起こした淫行事件で拘束されたポランスキーは76歳の高齢。数日前から体調不良を訴えていた。スイスの「Blick」紙によると、10月5日の週にも偽名でレントゲン検査を受けに来ていたというが、詳しい症状や病名については不明だ。

ポランスキーの弁護士は心身両面でポランスキーの健康状態を心配し、ラジオのインタビューで「彼(ポランスキー)の具合はよくありません。ふさぎこみ、疲れ果てています」と話しているが、スイスの司法当局は週明けの月曜か火曜にポランスキーは退院して刑務所に戻る予定だとしている。

ポランスキーが拠点としているフランスの「Journal du Dimanche」紙にはサルコジ大統領が、ポランスキー逮捕直後にアメリカのオバマ大統領に電話し、力添えを頼んだと報じている。オバマ大統領は、自分にはカリフォルニア州の司法制度に口を挟むことは出来ないと答えたそうだ。



写真は1年前、自身が演出を務めるミュージカルの俳優陣と共に撮られたもの。こうして元気な姿を見せてはいるが、76歳。体調が心配される。

© Reuters/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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