ジョン・トラヴォルタが妻のケリー・プレストン、9歳になる愛娘のエラ・ブルーと共演した『オールド・ドッグス』(原題)のロサンゼルス・プレミアが9日、ハリウッドのエル・カピタン劇場で行われ、トラヴォルタ・ファミリー3人が揃って出席した。今年1月、休暇で滞在していたバハマで長男のジェットが16歳の若さで急逝、深い悲しみに沈んでいたトラヴォルタ家にようやく笑顔が戻ったようだ。「悲しみを癒すため、毎日家族で頑張った。こういうときは友人たちの存在が必要なんだ」とトラヴォルタは「USA Today」紙のインタビューで語り、「自分たちの救いになった」と、信奉しているサイエントロジーについても言及した。『オールド・ドッグス』はトラヴォルタの2008年の主演作『団塊ボーイズ』のウォルト・ベッカー監督の新作。ロビン・ウィリアムズとのW主演で、なかなか恋がうまくいかないバツイチ中年(ウィリアムズ)と陽気でモテモテの独身中年(トラヴォルタ)の親友2人が7歳の双子の面倒をみることになるヒューマン・コメディ。エラ・ブルーは双子の一人を演じる。会場にはウィリアムズ、共演のリタ・ウィルソンと夫のトム・ハンクス、セス・グリーンらも姿を見せた。映画は25日より全米で公開、日本は2010年公開予定。© Splash/AFLO