106か国で大ヒット『アバター』 キャメロンが“新旧”ヒロインに込めた思惑とは…

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『アバター』 -(C) 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved.
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  • ジェームズ・キャメロン監督&シガーニー・ウィーバー
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12月18日(金)に全米はじめ各国で同時公開され、期待を裏切らず106か国で初登場1位を獲得した、年末最大のハリウッド超大作『アバター』。先日発表されたゴールデン・グローブ賞でも作品賞を含む4部門にノミネート、さらにスティーヴン・スピルバーグ監督から「『スター・ウォーズ』以来、最もとんでもなくすごいSF映画だ!」とのお墨付きも得ている本作。その所以は圧倒的なスケール感と映像美。だが、もう一つ着目すべきは、ジェームズ・キャメロン監督が創り上げた“新旧”ヒロインの競演! そのヒロイン像から、監督の女性の好みもまでもが見えてくる——?

まずはこのベテラン女優なしでは本作は語れない、『エイリアン2』以来23年ぶりにキャメロン監督とタッグを組んだシガニー・ウィーバーである。同作で、戦う、強いヒロイン像を確立させたシガニーだが、『アバター』では大人の強さを持つ植物学者・グレース博士を熱演。かつて見せたたくましき姿を凌ぐ新ヒロインと競演している。

その新ヒロインとは、『スター・トレック』への抜擢で一躍注目を集めたゾーイ・サルダナ扮する、衛星パンドラの先住民・ナヴィの族長のプリンセス、ネイティリ。彼女は、ジャングルで獣に襲われた主人公・ジェイク(サム・ワーシントン)を助ける勇ましいヒロインであり、同時にジェイクと恋に落ちていく乙女。愛するジェイクと尊敬できる女性・グレース博士という2人の人間に触れ、人間とナヴィとの間で葛藤しながら、自らの生き方を見出していく芯の強さも持ち合わせている。

さらにもう一人、ミシェル・ロドリゲス扮する女性パイロットのトゥルーディ・チャコンも見逃せないアクション・ヒロインの一人。この3人のヒロインの存在こそが、女性の共感を呼んでいるのかもしれない。

先述のリプリー(『エイリアン』)然り、『ターミネーター』シリーズのサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)、『タイタニック』のローズ・デウイット・ブケイター(ケイト・ウィンスレット)、「ダークエンジェル」のマックス(ジェシカ・アルバ)然り、これまでキャメロン監督が描いてきたヒロインを見ると、生命力に満ち満ちており、時には男性を先導するたくましさを備えた女性が並ぶ。しかし、それはただ強いだけでなく、かと言って単なる恋愛対象にも終わらず、人間として魅力的に成長していく姿がそこにはある。さて、新たに仲間入りを果たした新ヒロイン、ネイティリはどこまでその存在感を伸ばすことができるか?

『アバター』は12月23日(水・祝)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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