『アバター』ヒロインが明かす“開放感” 「5歳の子供のように心を開いて演じたわ」

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『アバター』 ゾーイ・サルダナ
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ジェームズ・キャメロン監督の12年ぶりとなる渾身の一作『アバター』。本作で、美しき惑星パンドラの先住民族・ナヴィの娘、ネイティリを演じたのは、『バンテージ・ポイント』『スター・トレック』での好演が光るゾーイ・サルダナ。本作でも、鉱物資源を求めパンドラへと兵を進める人類から故郷を守るべく戦い、そしてサム・ワーシントン扮するジェイクと恋に落ちるヒロインを熱演している。環境問題、資源を求めての侵略、異なる文化や価値観を持つ者との共存など、2時間半超の物語の中に監督が詰めこんだ様々なテーマを彼女はどのように感じ、どのように演じたのか? 直接話を聞いた。

ナヴィは人類の1.5倍の体躯と青い肌という、人類とはかけ離れた容貌を持つ。ジェイク役のサムと異なり、ゾーイの場合は劇中、全く自身の素顔は出さず、体中にドットを装着してのモーション・キャプチャー技術を駆使しての撮影となった。役柄、物語に対して感情移入することは難しくなかったのだろうか?
「そうね、でも設定がたとえ宇宙の違う星だったとしても、伝えている内容はとても普遍的だと思うわ。そういう意味で、役に対して感情移入するのは、決して難しくなかったわ。撮影の前に“歴史”を学ぶということをリサーチとしてやったわ。これまで、私たちが生きてきた地球、人類の歴史——環境を大切にしてこなかったこと、先住民の人々を尊重してこなかったこと、そういったことをふり返ることでこの物語に対して感情移入することができたの。ただ、映画で描かれるのはキャメロン監督が全て作り上げた全く新しい世界だったので、その独特の世界観というのも念頭に置いて撮影に臨んだわ」。

インタビューと同日に行われた会見でも、インタビューの最中も、ゾーイはたびたび、本作の撮影の中で味わった感覚を「開放感」と表現している。最新のCG技術、モーションキャプチャー技術を駆使して、スタジオのブルースクリーンをバックに演じる中で味わう“開放感”。逆説的にも聞こえるが、どういう意味だろうか?
「5歳か6歳の子供の頃を思い出してもらえば一番分かりやすいと思うわ。その頃の子供のイマジネーションは無限で、すごく自由にいろんなことを空想してるわよね? でも、大人になるにつれて、そういった想像力が制限されて保守的になってしまうもの。役者というものは、トレーニングで常に自分をオープンにすることを心がけていくものだけど、今回は特に最新のキャプチャー技術を使っているからこそ、演じるときにあるのは純粋に俳優と監督と物語だけだった。そこで作り上げた物を最新の技術が拾ってくれるわけだけど、私たち俳優ができるのは、いかに物語を現実のものとして作り上げるか? ということ。だからこそ、純粋に心を開いて想像力を最大限に引き出して演技に臨んだの」。

そうした境地に至るまでの過程について、ゾーイはキャメロン監督を手放しで絶賛し、こう語る。
「とにかく、彼が頭に描いていた世界は、まるで触れられそうなほど明確だったの。私たちは瞬時にその世界を理解し、入り込むことができたので、撮影は毎日、遊んでるようだったわ。パンドラの葉っぱ1枚の大きさや動物たちがどのくらい危険な存在なのか、監督は全てはっきりと説明してくれた。変なスーツとヘルメットを装着しての撮影だったけど(笑)、驚くべき体験ができたわ」。

『スター・トレック』で演じたウフーラといい、本作でのネイティリといい、どちらかというと“強い”ヒロイン像を演じることが多いゾーイ。「素のあなたはどんな女性?」と尋ねると、彼女は力こぶを作っておどけた。
「私はどちらの要素も持っていると思うわ。つまり、強い女性に憧れる気持ちもあるし、その一方でジェーン・オースティンの小説に出てくるような女性らしい女性もすごく好きなの。ただ、演じることに関してはタフな女性の方に惹かれるわね。子供の頃からバービー人形よりも、(本作で共演した)シガニー・ウィーバーが『エイリアン』で演じた女性の役や『ターミネーター』のサラ・コナー役に憧れてたの。演じていく中で自分を見出したり、理解できるような役が好きなのね。それに、武術やマーシャルアーツも好きだしね」。

その言葉通り、本作では激しいアクションを披露しているゾーイ。願わくば、次作では素の彼女の美しい顔立ちがはっきりと見えますように! さらなる活躍を期待したい。
《text:cinemacafe.net》

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