エミリー・ブラント インタビュー「イメージを変えるチャンスにワクワクしてるわ」

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『ヴィクトリア女王 世紀の愛』 エミリー・ブラント -(C) Rex Features/AFLO
  • 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』 エミリー・ブラント -(C) Rex Features/AFLO
  • 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』- (C) 2008 GK Films, LLC All Rights Reserved
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18歳で即位し、英国を“太陽の沈まぬ国”に導いたヴィクトリア女王。その若き日の姿を描いた『ヴィクトリア女王 世紀の愛』がまもなく公開を迎える。愛に翻弄されつつ、女王としての任務を遂行するヴィクトリア女王を演じ、先日発表されたゴールデン・グローブ賞で主演女優賞にノミネートされたのはエミリー・ブラント。日本では『プラダを着た悪魔』で、メリル・ストリープ扮する鬼編集長のアシスタント役での好演で人気を博し、さらに今年公開された『サンシャイン・クリーニング』の主人公姉妹の妹役で印象的な演技を見せた彼女。英国いや、世界の歴史に名を刻む人物の知られざる側面をどのように演じたのか——?

“ヴィクトリア女王”と聞いて、多くの人は年老いてから描かれた彼女の肖像を想像するのではないだろうか? 映画ではそうしたイメージを打ち破る、若さと力強さにあふれた女性像が映し出される。エミリー自身はヴィクトリアという女性をどのように捉えたのか?
「実際、彼女があれほど気丈で意志が強く、外交的で社交性に富んだ女性とは思わなかったわ。彼女の日記や手紙を読んだけど、イタリック体で字を書き、これでもかというくらい太い下線を引いてるの。彼女の声が聞こえてきそうな気がしたわ。とても率直なの。人生にも、(夫の)アルバートにも、彼との性生活にもね。それに彼女はオペラやバレエを愛していた。そういう全てが彼女を情感豊かな人間にしているの」。

その上でエミリーは「全ての女性が彼女に繋がるものを持っている」と語り、役柄への共感を示す。
「彼女は10代で難しすぎて歯が立たない仕事に就いたけど、全くそんな準備は出来ていなかった。そして、恋に落ちたり母親といい関係を築けなかったり…そんな経験はみんなにあるはずよ。何よりこの映画では、家族の姿が描かれてるの、君主政治の話ではなくね。家族の物語という点で共感できたわ」。

さらに、自らがこの役に惹きつけられた理由をこう語る。
「観客に、全くこれまでのイメージと異なる、ヴィクトリアの公私にわたる姿を見てもらえると思ったの。人々の先入観とは異なる人物像を演じるチャンスだった。みんなが持っている“喪服の女王”というイメージの、ハンカチを頭に載せて不機嫌そうに抑制された表情の女王。でも、若い頃の彼女は正反対だった。そうしたイメージを変えるチャンスに恵まれてワクワクしているわ」。

エミリーの言葉通り、肖像のイメージとは全く異なる生命力にあふれたヴィクトリア女王の姿、豪華絢爛な王室、そして「彼女のなした全ての仕事の中で最高の功績」(エミリー)という、アルバートとの結婚とそこから歴史が大きく動いていくさまを堪能してほしい。

© Rex Features/AFLO
《text:cinemacafe.net》

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