榮倉奈々×劇団ひとりインタビュー 子供の頃に見た、“扉の向こう”の世界——。

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『コララインとボタンの魔女 3D』 榮倉奈々&劇団ひとり
  • 『コララインとボタンの魔女 3D』 榮倉奈々&劇団ひとり
  • 『コララインとボタンの魔女 3D』 榮倉奈々
  • 『コララインとボタンの魔女』 - (C) Focus features and other respective production studio and distributors.
  • 『コララインとボタンの魔女 3D』 劇団ひとり
  • 『コララインとボタンの魔女 3D』 榮倉奈々&劇団ひとり
  • 劇中のコララインとおそろいのレインコートで登場
  • “黒ネコ”を意識したファッションの劇団ひとりさん
  • ふたりが子供の頃に見た“夢”の世界は?
もしも、今よりもっと素敵なおうちで、欲しいものが何でも手に入ったら…。そんな、誰しもが子供の頃に思い描いた“もう1つの世界”をビタースウィートな世界観でダイナミックに描いたファンタジーアニメ『コララインとボタンの魔女 3D』がまもなく公開を迎える。本作の日本語吹き替え版を務めるのは、これが声優初挑戦となる女優・榮倉奈々と、マルチな才能を発揮し続ける劇団ひとり。公開を前に、ふたりに話を聞いた。

主人公の少女・コララインとお揃いの黄色いコートにオレンジのスカートがとってもお似合いの榮倉さん。劇中でも、どこか無邪気さの残る声で11歳の少女を元気いっぱいに演じている。
「声優は本当に初めてで、台本の読み方も分からないし、どんな形で進んでいくのかも分からなかったので、収録する前に監督と会って、まずテストをさせてもらったんです。そのときに監督と、コララインの設定について11歳らしい好奇心旺盛な女の子で、しかも見つけたものにはすぐ飛びつくような勇敢な感じでやろうと話しました。あとは声を合わせてみて、感覚で監督が『そんな感じ!』と言うまで何十回も練習して役をつかみましたね」。

一方、劇団ひとりさんが扮したのは、現実と“扉”の向こうの世界を行き来するコララインにとって救世主的な存在、黒ネコだ。普段のイメージとは異なる、クールな声が印象的だ。
「僕は過去にも何回か声優の仕事をしたことがあったんですけど、自分でやりきったかなと思っても、完成した作品を観てみるともうちょっとやっても良かったかな? ということがあったので、今回は遠慮なくフルスウィングでやって注意されたら調整しようと思って。意外にもフルスウィングがちょうど良かったみたいで、監督からOKをいただいたので、そのまま最後までやり抜きました」。

誰でも子供のときには、何でも願いが叶う、夢のような世界を想像したことがあるはず。本作を観ていると、ふと自分の子供時代を思い起こす人も多いのでは。おふたりはどうだったのだろうか? 「コララインを演じていて、私も押入れの中に閉じこもってみたりしたなとか、そういう気持ちを思い出すようにしました」と話す榮倉さん。
「適当な箱などを一緒に押入れの中に持っていって『これはキッチン』、『これは宝箱』とか、自分に広い部屋がある設定にして、自分の世界を作って遊んでいましたね」。

劇団ひとりさんも「子供の頃ってああいう扉みたいなものが見えましたよね。幼稚園ぐらいのときだったか、部屋で蛇を見たんですけど、父親に『蛇見た』と言っても、そんなもんいるわけないって言われて。確かにいるわけないんですけど、でも見えたんだよなって…。大人になってくると、やっぱりあれは違ったんじゃないかって思うんだけど、あの時はやっぱり必死になって『蛇がいたんだよ!』って言ってたんですよね。そういう意味では、子供にとってもこの映画はすんなり入っていけちゃうかもしれないですね」。

では大人になったいま、もし別世界に繋がる“扉”があるとしたら、おふたりならどんな世界を望むのか。そして、コララインのようにその扉を開ける勇気はあるのだろうか…?「僕は年齢によります。いまなら入らないですけど、60歳ぐらいだったら入ってもいいかもしれないですね」と笑うのは劇団ひとりさん。
「ある程度この世も見たので、万が一向こうが大変でも納得がいくと思うんです。どんな世界かといえば、動物が全部喋れる世界っていうのがあったらぜひ覗いてみたいですよね。やっぱり、自分が昔ずっと飼っていた犬が、中学生のときに死んじゃった時、あの時に本当に思いましたね! 最後の2分でいいから喋りたかったなって。そういう世界があったらいいですよね」。一方、榮倉さんは照れくさそうに「一年中“春”の世界や、いくら食べてもお腹いっぱいにならない世界かな」と笑顔を浮かべる。

一見何不自由ない世界でコララインを待ち受けるのは、何でも聞いてくれる“別のママ”。だがその本性は、ボタンの目をした魔女で、子供たちの“寂しい”という気持ちこそが彼女の狙う弱点なのだ。おふたりなら、その“寂しい”気持ちをどう打破する?
「私は友達と会います。喋るだけで『明日も頑張ろう』ってスッキリします」(榮倉さん)

「僕はダメな時はとことんダメなところを出しておこうって思います。無理やりフタをすると、ダメが残ったまま次の現場に行かなきゃいけない気がするので。このダメの壺の中に入ってるダメをかき混ぜて、全部外に出すという。部屋にこもってインターネットで『泣ける』とかで検索するんですよ。それ見て大号泣したり(笑)」(劇団ひとりさん)

今回、声優に初挑戦し、新境地を開いた様子の榮倉さん。自称アニメっ子というが、今後また声優に挑戦する機会があったらどんな役に扮してみたいか、最後に聞いてみた。
「何でしょうね…? さっき(劇団ひとりさんに)『少年が似合う』と言っていただいたので、やってみたいですね。アニメが実写化されたら? 『不思議な国のアリス』のアリスや『クレヨンしんちゃん』をやりたいですね」。

同じ質問に、劇団ひとりさんは「人じゃない何かをもっとやってみたい」とのこと。
「(実写の)ドラマや映画で自分がやれる役って決まってくるけど、声優であれば月だって演じることも出来るし、虹を演じることも出来る。一番自由度が高いですよね。(逆にアニメの実写化では)『聖闘士星矢』とか、『キン肉マン』のブロッケンJr.はやりたいですね!」
《text:cinemacafe.net》

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