ユアン・マクレガー インタビュー “ワイルド”な素顔を封印して魅せる“甘い”恋愛

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『フィリップ、きみを愛してる!』 ユアン・マクレガー
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嘘のような本当のお話。たった一言、恋人に“愛”を伝えるために、嘘を巧みに駆使し、詐欺と脱獄を繰り返した天才詐欺師がいた。名前は、スティーヴン・ラッセル。そんな彼のジェットコースター人生を描いたロマンスコメディ『フィリップ、きみを愛してる!』がまもなく公開される。本作で、ジム・キャリー扮するスティーヴンが刑務所で運命の一目惚れをする青年・フィリップを演じるのが演技派俳優ユアン・マクレガー。女性から見ても、思わず守ってあげたくなるような、心優しき青年をとびきりキュートに演じ上げている。

本作への出演の決め手について「ジム・キャリーと共演できるのが楽しみだったんだ」と話すユアン。意外にも2人が共演するのはこれが初めて。だが、そうとは思えないほどの見事な“相思相愛”ぶりを見せている。“愛”の力がこれほどまで人を突き動かすものなのかと羨ましくもなるが、こんな嘘のような話、ユアン自身体験したことは…?
「いや、ないと思うよ。これは極端な話だよ。まず刑務所で出会うというのがとんでもない状況だよね。そうかと思えば、フロリダ州マイアミの大きな屋敷で高級車を乗り回して贅沢三昧。その裏で、スティーヴンはとんでもない保険金詐欺で会社からお金をだまし取って、必死でリッチな暮らしを支えているからね。そしてフィリップは、一生懸命そのことに気づいていないフリをしているんだよ」。

「2人の男性が恋に落ちる物語はとても興味深いもの」そう話すユアンだが、同時に彼は、2人の恋愛以外のポイントとしてスティーヴンの“妻”の存在にも言及。たしかに、2人の強烈なインパクト以上に、カミングアウトした夫に理解を示し陽気に支えてしまう彼女の存在はある意味、異彩を放っている。
「物語は導入部分で彼の妻を正当化し、彼女はそこに存在し続けている。全編を通して男性2人のラブストーリーだけど、そこには妻の存在がまだあるんだよ」。その言葉からは、実在する彼らに対する真摯な姿勢がうかがえる。
「マイアミでの撮影に行く途中で(映画のモデルとなった)フィリップ・モリス氏と会ったんだ。一緒に1日半、リトル・ロック(米アーカンソー州)で過ごし、彼が空港まで僕を迎えに来てくれたんだよ。現在も生きている人物を演じる機会なんて滅多にないものでした、自分がこれから演じようとする人物と同じ場所で時間を共にすることができたのは、とても興味深いものでした。実話に基づいているので、彼がどんな人物か、どのような立ち居振る舞いをするのか、彼自身の素性を暴露するのに何を選択し、何を選択しないか、知るべきことはたくさんありました。そして、きちんと彼を演じなければならないという責任感をより一層強く感じました」。

そんなユアンが、純粋で一点の曇りもないフィリップ役を通して見せる、これまでに見たことのない“胸きゅん”な表情や仕草は見てのお楽しみ。しかし、実際のユアンと言えば、バイクで世界一周してしまうようなワイルドな一面も。そこで、最後に一つ。刑務所を出たときと、モンゴルをバイクで駆け巡ったとき、どちらが“開放感”を感じた?
「幸いなことに刑務所に入った経験がないので、出所した気分がどんなものかは分からないな(笑)。でも刑務所のシーンの撮影は、ルイジアナ州の本物の刑務所を使用したけど、すごく気分の滅入る場所だったよ。連日撮影を終えると、移動車のバックミラーに、囚人が移動しているのが映って見える。誰もそこに残してはいけない雰囲気だった。刑務所にいるのはとても気分が沈むし、厳しいものだったね。それからモンゴルをバイクで旅したんだけど、あんなに美しい国はなかったよ。壮観な景色だけど、道がないから『ここに湖がある』とか、地図と照らし合わせながらGPSのナビを頼りに苦労しながら草原を走ったんだ。とにかく素晴らしかったよ!」

ワイルドなユアンの、キュートな一挙一動にぜひ胸ときめかせてほしい。
《text:cinemacafe.net》

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