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矢島美容室インタビュー 映画の次は雑誌創刊、化粧品ビジネス進出?

母娘3人組音楽ユニット「矢島美容室」の母マーガレット、長女ナオミ、次女ストロベリーがこのほどインタビューに応じ、主演映画『矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』にまつわるプライベートと素顔を語った。

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『矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』  矢島美容室
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  • 『矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』 ストロベリー
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母娘3人組音楽ユニット「矢島美容室」の母マーガレット、長女ナオミ、次女ストロベリーがこのほどインタビューに応じ、主演映画『矢島美容室 THE MOVIE〜夢をつかまネバダ〜』にまつわるプライベートと素顔を語った。

同ユニットのプロデューサーのとんねるずとDJ OZMAからのスカウトを機に、消息不明の父・徳次郎を探す目的で故郷・米ネバダ州を出て2008年9月に来日。フジテレビ系バラエティ「とんねるずのみなさんのおかげでした」を中心に音楽活動中。同作は、ネバダ州を発つことになるまでの一家のエピソードを描いた、父と日本のファンに向けた“ラブレター”だ。

本作誕生について、現在12歳のストロベリーは「なぜ私たちが日本に来たかをまだ知らない方が多いから、知ってもらいたかった。全編、ネバダ州勝浦、ネバダ州調布で撮りました」とつぶらな瞳で説明。マーガレットが「これはあたしたちのドキュメンタリー。あたしたちを取材して台本にしてもらいました」と話すと、ストロベリーが「細かい脚本は沢木耕太郎さんに書いてもらいました」と冗談を交えて嬉しそうに付け足す。

ナオミは「私たちは映画が大好き。ドラマや漫画の原作モノが多い中、オリジナルストーリーで、ただ泣かせるのではないリアルなドラマを、不況の日本を明るくできるようにミュージカル要素を取り入れてみました」と言い、「好きな映画は『ビー・バップ・ハイスクール』。出てくるツッパリがほとんど素人ながら全国の中高生に夢を与えたってことに当時衝撃を受けました。『ヤングマガジン』(講談社刊)でキャストの募集を見ていたけど、自分の先輩も応募しちゃったりして。やられキャラだったケン坊が地元では結構なワルだった、という情報もキャッチしております」と日本映画フリークな一面も。マーガレットは「私の一番好きな映画は『ジョーズ』、2位は『タワーリング・インフェルノ』」。ストロベリーは「私は『愛人/ラマン』、将来ああいう男を翻弄する素敵な女性になりたい」と一家の趣味は多彩。

明るい笑顔の裏で、ネバダ州時代にそれぞれ乗り越えた悩みがあり、本作で前向きなメッセージとして描いている。恋愛と友情の板挟みになったストロベリーは「人間はこうやって成長していく。楽しいことがあればつらいこと、つらいことがあればまた楽しいことがある。『禍福はあざなえる縄のごとし』、最近覚えた日本語です」とニッコリ。

ビターな恋愛を経験したナオミ「このようなルックスでございますから、今回のテーマは全国の顔に恵まれない子供たちに、ブスでもがんばれば主演女優になれる、という夢を与えること。それでいつかは素敵な人と巡り合える。『蓼食う虫も好き好き』、最近覚えた日本語です」と瞳をキラキラ。

すかさずマーガレットが「意味は、いいヘアメイクアップ・アーティストを雇え、です」と解説すると、ナオミは「そうです。スクリーミング・マッド・ジョージにお願いしています」。ストロベリーは「私はメイ牛山」。マーガレットには「私はIKKO」と言い、「IKKOのすっぴんも見ましたが、私もいけるんじゃないかと思って、遅咲きのゲイになろうかと。もっと繊細になりたいわ。まず韓国から化粧品を売り出します、サイドビジネス? そう、家族が食べていくためにね」と“シングルマザー”の憂いをチラリ。

一家のいま、一番の願いは父・徳次郎との再会。だが現在、「会えていないです」(ストロベリー)、「音信不通」(ナオミ)、「代官山で一回見かけて、サッといなくなった。絶対あれパパよ」(マーガレット)という状況。言いたいことは?
「けじめをつけてもらいたい。逃げ惑っている感じがするので」(ナオミ)。まだ見ぬ父を囲んだ一家団欒を心待ちにしている。

日本に来てまもなく2年。姉妹は健やかに成長しているよう。ナオミが「元々はステージの上に憧れているものの内向的なところがあったんですけど、日本の方々の優しさに触れて、ようやく自分のことを解放できるようになってきたかなって」と精神的に成長。だが「日本のお料理が美味しすぎて最近少し太っちゃって」とお年頃の悩みも。マーガレットから「この子、年頃なので最近、六本木によく行ってまして」と苦笑いながら温かい眼差しを向けられ「外国人の方がたくさんいるので、自分も気楽にいられるので」とテレ笑い。ナイーブな素顔ものぞかせた。

音楽活動、映画出演に続き、3人の活躍のステージはまだまだ広がり続けそうだ。3人は、雑誌創刊にも興味津々のご様子。ナオミは「ファッションからセクシーなグラビアまで、写真の撮り下ろしも自分でやって、素敵なコラムもある、往年の宝島のようなカルチャー誌、作れたらいいな、と真剣に考えています。昔、『ホットドッグ・プレス』(講談社刊)で育ったところがありますので北方謙三さんの連載、『試みの地平線』を復活させるような」。

ストロベリーは「日本に来て非常に驚いたのは非常にリアルな性描写の雑誌や映像が多い。そういうものが私たち未成年にすぐ目に入る場所に置いてあったり氾濫しているので、抑制するために『漫画エロトピア』(1973〜2000年発行の官能劇画誌)を作りたい! 漫画だったら大丈夫」と提案。

マーガレットも「映像だとリアル過ぎて何が本当か分からないですからね」。ナオミも「情操教育されましたね。ロマンのある雑誌」と同意見。ストロベリーは「ドキドキしましたね〜、ああいうものをもう一度」と胸を膨らましていた。



矢島美容室動画メッセージ
http://blog.cinemacafe.net/movie/interview/042320102338.html
《text:Yoko Saito》

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