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【カンヌレポート 01】『ロビン・フッド』で開幕!会見でケイトがR・クロウに質問

第63回カンヌ国際映画祭が5月12日(現地時間)、南フランスのリゾート地カンヌで開幕した。今年のオープニング作品は、リドリー・スコット監督のエンターテイメント巨編『ロビン・フッド』。スコットの母国イギリスが生んだ伝説の英雄をラッセル・クロウが演じる。レッドカーペットに先立ち行われた公式記者会見には、クロウ、ヒロインのマリアンを演じたケイト・ブランシェット、プロデューサーのブライアン・グレイザーらが出席。スコットは膝の手術を受けたばかりで、ドクター・ストップがかかり、欠席となってしまい「この栄えある場に出席できず大変残念ですが、ラッセルたちにこの映画を託します」とメッセージを発表した。

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『ロビン・フッド』のラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェットとプロデューサーのブライアン・グレイザー photo:Ayako Ishizu
『ロビン・フッド』のラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェットとプロデューサーのブライアン・グレイザー photo:Ayako Ishizu
  • 『ロビン・フッド』のラッセル・クロウ、ケイト・ブランシェットとプロデューサーのブライアン・グレイザー photo:Ayako Ishizu
第63回カンヌ国際映画祭が5月12日(現地時間)、南フランスのリゾート地カンヌで開幕した。今年のオープニング作品は、リドリー・スコット監督のエンターテイメント巨編『ロビン・フッド』。スコットの母国イギリスが生んだ伝説の英雄をラッセル・クロウが演じる。レッドカーペットに先立ち行われた公式記者会見には、クロウ、ヒロインのマリアンを演じたケイト・ブランシェット、プロデューサーのブライアン・グレイザーらが出席。スコットは膝の手術を受けたばかりで、ドクター・ストップがかかり、欠席となってしまい「この栄えある場に出席できず大変残念ですが、ラッセルたちにこの映画を託します」とメッセージを発表した。

『グラディエーター』以来、スコット作品の常連であるラッセル・クロウは、監督欠席の無念をはらそうとしたのか、鮮やかな弁舌ぶりを発揮。時節柄、ワールドカップがらみの質問が何度も出たが、そのたびに各国の選手をほめつつ、「でも、オーストラリアが勝つよ」と切り返した。その見事な受け答えに感銘を受けたのか、記者だけではなく、なんと共演のケイトからも「当初、あなたが二役をやるって噂があったけど、本当?」と、質問が飛び出した。これに対し、製作も手がけたクロウは「ロビン・フッドが別人になりすます、という設定をいろんな人に説明しているうちに、なぜか僕が二役になる、という話が広まってしまったんだよ」と答え、ケイトも納得の表情だった。

13日からは、いよいよコンペティション作品19本の上映が始まる。日本期待の北野武監督作品『アウトレイジ』は、17日夜(現地時間)に上映予定。



第63回カンヌ国際映画祭 現地レポート
http://www.cinemacafe.net/fes/cannes2010/
《photo / text:Ayako Ishizu》

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