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リュック・ベッソンが選んだ「カメラが溶けるような」ヒロイン、ルイーズ・ブルゴワン

ナタリー・ポートマンにミラ・ジョヴォヴィッチなど、名だたる名女優を発掘してきた、あのリュック・ベッソンが、フランスの人気漫画を映画化した『アデル/ファラオと復活の秘薬』でヒロイン役の白羽の矢を立てたルイーズ・ブルゴワン。あるTV番組の人気コーナーで“お天気お姉さん”を務めていたという彼女だが、“女性版インディ・ジョーンズ”とも称される本作のタイトルロールを演じることになった経緯は? 公開前に来日を果たしたルイーズへの直撃インタビューを敢行! 途中からはベッソン監督も加わって、映画について、そして彼女の魅力について語ってくれた。

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『アデル/ファラオと復活の秘薬』 ルイーズ・ブルゴワン
『アデル/ファラオと復活の秘薬』 ルイーズ・ブルゴワン
  • 『アデル/ファラオと復活の秘薬』 ルイーズ・ブルゴワン
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ナタリー・ポートマンにミラ・ジョヴォヴィッチなど、名だたる名女優を発掘してきた、あのリュック・ベッソンが、フランスの人気漫画を映画化した『アデル/ファラオと復活の秘薬』でヒロイン役の白羽の矢を立てたルイーズ・ブルゴワン。あるTV番組の人気コーナーで“お天気お姉さん”を務めていたという彼女だが、“女性版インディ・ジョーンズ”とも称される本作のタイトルロールを演じることになった経緯は? 公開前に来日を果たしたルイーズへの直撃インタビューを敢行! 途中からはベッソン監督も加わって、映画について、そして彼女の魅力について語ってくれた。

9頭身…いや…10頭身!? と錯覚してしまいそうな抜群のプロポーションとキュートな笑顔がまぶしいルイーズ。話を聞くと、元々、女優を志していたわけではなく、実は画学生だったとか。
「そう、小さい頃から絵を描くのが好きで、美術学校にも通っていて、将来は画家やイラストレーターの仕事に就くのが夢だったの。学校に5年間通って卒業もしたけれど、とはいえ仕事としてやっていくのはなかなか難しい…。そんなときに偶然TVの仕事をすることになったの。この作品に出る前に、1本だけ映画に出演したことはあったけど、自分を“女優”として意識し、覚悟を決めたのはやっぱりリュックと出会ってからね」。

「ほとんど初心者だった」という彼女だが、世界的な監督であるリュック・ベッソンの作品で主演を張るというのはかなりのプレッシャーだったのでは?
「それはもちろんよ(笑)! 監督がリュックでこれほどの大作で、しかも原作はフランスでとっても愛されている漫画。原作者のタルディもファンもがっかりさせたくなかったし、責任を感じたわ。でも、リュックは私にこう言ってくれたの。『大丈夫。僕と一緒に映画を撮るってことは、いいトレーニングになるから。強化合宿のつもりでやってごらん』って」。

ちなみにベッソン監督の印象を尋ねると、少し考えてこんな答えが。
「以前からTVなどで彼を見て、フランスの映画界で“王国”と呼べるものを築いてきた大監督なのに、その割にすごく質素な方というイメージは持ってたわ。実際の撮影現場でも、何百というスタッフがいるんだけど、すごく家族的な雰囲気なの。そして彼はと言うと、いつもカメラの後ろにいてくれる。この距離の近さがありがたかったわ」。

と、ここでそのベッソン監督が入室! 早速、ルイーズの起用の決め手を尋ねてみた。
「この映画に最適な人間を選んだ、本当にそれだけだよ。彼女がTVに出ているのは何度も見ていたけど、毎晩、いろんな変装をするという非常にユーモラスな内容だった。それができるというのは、クリエイティブな才能があるということだよ。それから何と言っても、彼女はカメラ映えするんだ。カメラが彼女に恋をして、溶けてしまいそうだったよ(笑)」。

劇中にも、アデルが変装を繰り返し、刑務所に忍び込もうとするコミカルなシーンがあるが、ここでのキュートな衣裳も必見! そしてもうひとつ、ルイーズがお気に入りのシーンとして挙げるのは、アデルが妹とテニスに興じる場面。
「あの時代(20世紀初頭)のフランスで、女性がテニスをするっていうのはすごく下品なことだったの。そんな中で、唯一例外だったのが、スザンヌ・ランランというプレイヤー。なぜなら彼女はダンスを踊るように優雅にテニスができたから。いまも残っている彼女の試合の映像を参考に練習したわ。でも最後には、ウィリアムズ姉妹(現役のプロテニス選手)のように、ビシバシと激しいテニスをすることになるんだけど(笑)」。ちなみにベッソン監督曰く「あのシーンは6〜7台のカメラを用いて撮影した」とのこと。優雅でありつつもショッキングなこちらのシーン、ぜひ注目して見てほしいところだ。

最後に、ルイーズに「女優として目標としている人は?」と尋ねると「イザベル・ユペール!」と即答。
「彼女の出演作品の選び方、あれだけの地位を築いているのにリスクのある役を引き受ける姿勢がすごく好きなの。有名監督の作品にだけ出てれば安泰なはずなのに、そうせずに、50歳を過ぎてもアンダーグラウンドな香りがする。いつか共演させてもらいたいわ。『アデル』でマチュー(・アマルリック)と共演させてもらったけど、以前から彼のファンで『彼と共演したい!』って言い続けてたら叶ったのよ。緊張して、一緒のお墓のシーンでは、声が自分のものじゃないみたいだったけど(笑)。いつかイザベルとも一緒に仕事ができる日が来ると嬉しいわね」。

まずはこの『アデル』。エジプトで、大統領官府で、そしてルーヴル美術館で、華麗にわが道を進むヒロインの姿をお楽しみに。

シネマLIVE!『アデル/ファラオと復活の秘薬』特集
http://blog.cinemacafe.net/live/fes/adele/
《シネマカフェ編集部》

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