たけし、初の倉本聰ドラマに「見事な脚本。怒られない出来の芝居を」

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「歸国(きこく)」記者会見 photo:Yoko Saito
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TBS系終戦ドラマスペシャル「歸国(きこく)」の制作会見が7月1日(木)夜、東京・八重洲の八重洲富士屋ホテルで行われ、主演のビートたけし、共演の小栗旬ら豪華キャスト12人と脚本の倉本聰氏、演出の鴨下信一氏が出席した。

終戦記念日8月15日深夜、東京駅に幻の軍用列車から降り立った、戦争で玉砕した兵士の“英霊”たちが、夜明けまでの数時間、現代の東京をさまよい歩く中で感じ取る驚愕、怒り、悲哀を描く物語。

会見後に東京駅ロケを控えるキャスト陣は全員、劇中衣裳で登場。軍服に身を包んだ浅草出身の大宮上等兵役のたけしさんは倉本氏と初タッグ。「倉本先生、鴨下先生の2大巨頭の下、プレッシャーはありますが、怒られない出来の芝居をしようと思う」と持ち前の毒舌を封印して意気込み。「普段、思うこと、考えることがそのまま書いてある脚本なので、気持ちを入れるのが楽しい靖国とか沖縄とかメディアが取り上げる戦後の日本の問題が大体入っていて、いまの日本人が考えるべきことが網羅された見事な本。どんな仕事に就いている人も身につまされると思う」と倉本脚本への敬意をにじませた。

脚本を読み感じたことを尋ねる質問に、MCの同局、長峰由紀アナウンサーからトップバッターで振られると「絵的に小栗くんから」とサラリと交わし、小栗さんにマイクを渡す仕草を見せたかと思うと、すぐ持ち直して「熱愛関係ですね」と山田優との交際でも注目を集める小栗さんをイジる発言。テレビ界の重鎮2人揃い踏みで冒頭から漂っていた重々しい雰囲気を一転、会場の笑いを誘った。

小栗さんは少尉役で「いま、平和平和と言われますが、この平和が正しい平和なんだろうか? と思うことがあり、そういうことが書かれている脚本。もっと危機感を持った方がいいのかも」。少尉役の向井理も「戦争を経験していない世代で、なかなか向き合うことができない問題に触れられる作品。出演させていただくことは意義深い」。揃って表情を引き締めた。

一方、倉本さんはたけしさんとの共演歴について「実は一度、仕事をしたことがある。フジテレビの大みそかの20分ドラマで。2、30年前でたけしさんは忘れているようだったから言わなかったけど」と明かした。キャスティング理由は「たけしさんが演じる上等兵の大宮は『兵隊やくざ』シリーズで勝新太郎さんが演じた大宮二等兵からとった。つまり今回の主人公のイメージは勝さんなんですよ。兵隊やくざそのまま。やんちゃで明るさがある。演じられる人を考えたらたけしさんだった。役者・ビートたけしは、そんなに見ていない。ただ、たけしさんは浅草の臭いがするんですよね」と説明。会見の挨拶で、兵士たちを率いる隊長役の長渕剛が本作にインスパイアされて愛をテーマに作ったという歌を突然大声で歌い出すと、たけしさんがガクッと頭を垂れるひと幕も。倉本さんは「たけしさんと長渕さんが会うと、乱闘が起こるんじゃないかと。TBSも怖かったんじゃない?」とニヤリ。取材陣を笑わせた。

TBS系終戦ドラマスペシャル「歸国(きこく)」は8月14日(土)21:00〜放送。

《photo / text:Yoko Saito》

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