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『アメリ』監督新作『ミックマック』の7人は黒澤明の影響? 7人登場の本編映像到着

オドレイ・トトゥを世界的な人気女優へと押し上げた『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督最新作『ミックマック』。主人公の“復讐”を助ける個性豊かな7人の登場人物の存在と彼らが仕掛ける“ミックマック(=いたずら)”が大きな見どころとなっているが、ジュネ監督は自身の映画作りおける重要な存在として、黒澤明監督の存在を挙げ、この“7人”という人数も名作『七人の侍』に由来するものだと公式に認めた。

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『ミックマック』 - 2009 (C) EPITHETE FILMS -TAPIOCA FILMS -WARNER BROS. PICTURES -FRANCE 2 CINEMA -FRANCE 3 CINEMA
『ミックマック』 - 2009 (C) EPITHETE FILMS -TAPIOCA FILMS -WARNER BROS. PICTURES -FRANCE 2 CINEMA -FRANCE 3 CINEMA
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オドレイ・トトゥを世界的な人気女優へと押し上げた『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督最新作『ミックマック』。主人公の“復讐”を助ける個性豊かな7人の登場人物の存在と彼らが仕掛ける“ミックマック(=いたずら)”が大きな見どころとなっているが、ジュネ監督は自身の映画作りおける重要な存在として、黒澤明監督の存在を挙げ、この“7人”という人数も名作『七人の侍』に由来するものだと公式に認めた。

発砲事件に巻き込まれた主人公が、銃弾の製造会社と、父の命を奪った地雷を作った兵器会社に復讐のため、ユニークな仲間たちと共に様々ないたずらを仕掛ける、という本作。映画公開前、監督は本作を作るにあたって『トイ・ストーリー』や『ミッション・インポッシブル』を参考にしたと明かしていたが、自身の映画作りにおける黒澤明監督の存在にも言及。「わりと突飛なキャラクターをたくさん考えたのですが、最終的に7人にしようと決めました。なぜなら“7”というのはマジカルナンバーで、『白雪姫』も“7人”の小人ですし、『七人の侍』も“7人”なので、“7”という数字が非常に良いと思ったからです。特に黒澤明さんは常に僕の映画作りにおいてお手本になっています。それは『映画のどのシーンを切り取っても、それが1枚の絵画のような美しさを保たなければならない』というようなことを仰っていたのですが、それが僕にとって印象的な言葉で、ある種、僕自身の映画作りの哲学になっています」とその影響の大きさを語っている。

今回、この個性的な仲間たちが主人公のバジルと出会うシーンの本編の映像が到着! まさに絵画のごとく、細部まで作りこまれた映像、そしてそれぞれタイプの違う“特技”を持つ7人のキャラクターたち。日本が誇る巨匠の影響を受けた作品としてじっくり見ると、感慨深い。

『ミックマック』は恵比寿ガーデンシネマにて先行公開中。9月18日(土)より全国にて公開。

※こちらの特別映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。

MOVIE GALLERY
http://www.cinemacafe.net/moviegallery
《シネマカフェ編集部》

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