岡ちゃん“サムライシネマ”応援団長就任「まさかこんな風になっちゃうとは」

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「サムライ・シネマ キャンペーン」キックオフセレモニー  photo:Yoko Saito
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今年の後半、時代劇映画の公開を控える映画会社5社がタッグを組んだ「サムライ・シネマ キャンペーン」のキックオフセレモニーが9月17日(金)、東京・中央区の時事通信ホールで行われ、応援団長を務めるサッカー日本代表前監督の岡田武史氏、同キャンペーン参加の時代劇5本の主要キャスト、役所広司、大沢たかお、堺雅人、仲間由紀恵、岡田将生、蒼井優らが出席した。

業界初の試みで、『十三人の刺客』『雷桜』を配給する東宝、『桜田門外ノ変』の東映、『最後の忠臣蔵』のワーナーエンタテインメントジャパン、『武士の家計簿』を共同配給する松竹、アスミック・エースエンタテインメントが参加。5社の社長が気合の羽織はかま姿で勢揃いし、東映の岡田裕介社長は「僕らは期待感というより、危機感で集まった。何とか2本は当てたい。本当は5本全て当てたいけど」と本音交じり(?)の軽妙な挨拶で会場の笑いを誘った。

今年6月〜7月のサッカーワールドカップ南アフリカ大会で日本代表をベスト16に導いたサムライスピリッツ溢れる采配ぶりを買われ、応援団長に抜擢された岡田さんも羽織はかま姿で「まさかこんな風になっちゃうとは思いませんでした」とおどけ口調。それでも「サッカーでも11人、いい選手を揃えればいい、ということではなく全体を考えないといけない。そういう意味で各社が自分たちの会社の良い悪いを超えて業界全体を考えることは、素晴らしい」とキャンペーンの主旨に熱く共鳴。『十三人の刺客』『最後の忠臣蔵』に参加している役所さんから「ワールドカップでは夢と感動をありがとうございました。この応援団長のために、代表監督を降りられたんですね」とジョークで歓迎されると、嬉しそうな笑顔を浮かべた。

岡田氏の応援団長としての初仕事は、キャンペーン参加5本の作品批評。「僕も批評家にいろいろ言われて、よく思わなかったのに…」とボヤきながらも、元々、時代小説、時代劇好きでもあると言い、それぞれの感想・意見を真摯に、そして時折冗談交じりに述べた。

先日まで開催されていたヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門にも出品された話題作『十三人の刺客』には「最後の戦いのシーン、物凄いですね。翌日、筋肉痛になっちゃった。少数で200人を倒すには、やっぱりいろいろ工夫するんですね。勉強になりました」。『桜田門外ノ変』については「こういう人たちがいて、世の中を変えていくんだな」としみじみ。同作主演の大沢さんは「思ってほしいことを言っていただいた。彼らがコトを起こそうとした意味、思いを描いているので、そういうメッセージが伝われば」と喜んだ。

『雷桜』には「いろんなしがらみに生きている主君(岡田将生)が、雷(蒼井さん)の前では純粋になるところがいいねぇ! いまに通じる感じがする」と感動した様子だった。

一方、質疑応答でサムライとは? の質問が。岡田氏は「プライド、アイデンティティです。こういう時代劇映画を見るとアイデンティティを震わされる」と厳めしい表情。『武士の家計簿』主演の堺さんは「存在しないはずなのに無理くり作った、ちょっと無理めの身分階級」と飄々とした口調で独自の解釈。『雷桜』で時代劇に初挑戦した蒼井さんは「あまり深く考えたことがないのでちょっと答えが見つかりません。これから時代劇を観て勉強したい」と淡々と話していた。

同キャンペーンは、今月18日(土)から来年1月末日まで。期間中、岡田氏は5本のパブリシティに何らかの形で参加する予定で調整中。ほかに全国377の劇場で、参加作の半券を応募券にして10万円の旅行ギフト券などが当たるプレゼントキャンペーンなどを展開する。

サムライ・シネマ キャンペーン
http://www.samurai-cinema.com/

《photo / text:Yoko Saito》

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