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藤村俊二 谷啓さんをユーモアと共に哀悼「やらされるハメに…」

映画『ふたたび』の初日舞台挨拶が11月13日(土)、東京・有楽町スバル座で行われ、キャストの藤村俊二が、今年9月に亡くなった谷啓さんに追悼のメッセージを送った。

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『ふたたび swing me again』初日舞台挨拶 photo:Yoko Saito
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映画『ふたたび』の初日舞台挨拶が11月13日(土)、東京・有楽町スバル座で行われ、キャストの藤村俊二が、今年9月に亡くなった谷啓さんに追悼のメッセージを送った。

78歳になった男・貴島(財津一郎)が、孫・大翔(鈴木亮平)を伴い50年前のバンド仲間を探す旅に出て、やり残した夢を実現させようとする姿を描く人間ドラマ。本作の公開初日にひっかけ、司会者がキャスト陣にいま、手紙を書きたい人を質問。トロンボーンを担当するバンドメンバー・ユキオ役の藤村さんは「この役をいただいたときに、これは谷啓さんの役だと思った。トロンボーンの名手ですし素敵な人でしたから。先に逝った谷啓さんに『やらされるハメになったぞ』と手紙を書きます」とユーモアたっぷり。会場の拍手を浴びた。

挨拶には、同じくバンドメンバーでウッドベース担当のタツを演じた犬塚弘、主演の鈴木さん、財津さんらが出席。クレージーキャッツでウッドベース担当だった犬塚さんは、友情出演しているサックスプレイヤー、渡辺貞夫さんとの共演をふり返り「僕は元々ミュージシャンで24歳くらいの頃、銀座のナイトクラブで演奏していて渡辺貞夫とセッションをしていた。それから50数年、今回一緒になって、あうんの呼吸で分かるんです」と興奮気味。「僕はこの映画を仕事と思っていなかった。楽しんでいた。監督、ありがとうございました」と朗らかな笑顔を浮かべた。

一方、本作で映画初主演を飾った鈴木さんは「主演ということで全国をキャンペーンで回り、こんなに取材を受けるものなのかと知った。何回も同じことを聞かれ、その度に違うことを言いたいと思って、芝居と違う意味で走ってきました」と主演の苦労を吐露。財津さんは「2010年、日本は厳しかった。うだる暑さと思ったら水に攻められ…。でも今日は秋晴れで、ふと物思う秋にしてちょうだい!」と名口調。会場の笑いを誘っていた。

『ふたたび swing me again』は有楽町スバル座ほか全国にて公開中。

《photo / text:Yoko Saito》

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