『ギャングスタ』崎本大海インタビュー 人生初の殴り合いから得た発見

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『ギャングスタ』 崎本大海
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2010年は主演映画『草食系男子。』が公開、さらに連続ドラマ「闇金ウシジマくん」(TBS)をはじめTVでも活躍する崎本大海。舞台にバラエティ、さらにはCDデビューと活動の場を一気に広げた彼が、“肉食系女子”に迫られ、狼狽した『草食系男子。』とは180度タイプの異なる映画『ギャングスタ』がまもなく公開となる。“ギャングスタ”とは不良どもが集まる明王工業を制覇した者に与えられる称号。崎本さん演じる銀二は、白石力(久保田悠来)の腕っ節の強さにほれ込み、彼をギャングスタにすべく奔走する。人気作家・新堂冬樹による男たちのための男くさ〜いこの映画に崎本さんはどのように臨んだのか——?

殴り合いを初体験「殴られた方が印象的」

男を上げるべく明王工業に進学した銀二だが、彼自身は驚くほど喧嘩が弱い! 主人公でありながら、かなり情けない姿も晒す。
「まあ虚勢張ってるだけのヤンキーですからね。ほかのヤンキーたちもどこか昭和の香りがする。不良と書いて“バカ”と読む、みたいな(笑)。でもそこで、ただぶつかり合うだけではなく、弱い部分を見せることができたり、一番大切なものを共有できる友情関係を築いたりする。そういう部分も含めて面白いな、と思いましたね。個人的に、男くさい役…それこそ不良の役とかやりたいな、と思ってた頃でもあったんで。演じる上では、虚勢張っている銀二と、ヘタレでどうしようもない銀二、それからその虚勢がはがれてきて、自然体でいられるようになってくる銀二というのを演じ分けることを意識してたんですが、現場に入って久保田くんと一緒にいるうちに、自然に役が自分の中に入ってきた感じですね」。

ちなみに、崎本さんは殴り合いの喧嘩をした経験は…?
「一回もないです! まあ小学生のときに同級生と喧嘩になることはありましたけど、小学生じゃ殴り合うまではいかないでしょ? 高校のときも真面目でしたから(笑)」。

初めての殴り合いがこの映画。かなり激しい“初体験”となったが、崎本さん曰く「殴ったことより殴られたシーンの方が印象深い」とか。
「まあ銀二が殴るシーンが多くないというのもあるんですが。でもやっぱり、殴られる瞬間の方がアドレナリンが出ますよ。殴る方は血が上りつつも『抑えなきゃ』という気持ちが強い。逆にやられる方はどんなにやられてもかまわないという気持ちなんで、思い切りやられることができるんです(笑)。実際、『俺、結構やられる役が好きなんだな』って思いましたもん。もっと派手にやられてやるぜ! って」。

先ほどチラリと話に出てきたが、高校時代について尋ねるとこんな答えが返ってきた。
「こないだ、仕事で高校に行って来たんですよ。広報誌の取材で。そしたら、僕の担任の先生もまだいらして、いろいろ話したんですが『良くも悪くもはっきりモノを言う生徒だった』って言われました。一番の思い出は…受験勉強かな? もうこの仕事はしてたんですが、大学に進学することを決めて…受験勉強したり、その間に出会ったいろんな人たちにいいことも悪いこともいっぱい教わって(笑)。その頃のことは忘れられないですね」。

恋愛では亭主関白「だけど頼まれるのも嫌いじゃない」

すでに子供の頃から俳優としての仕事をしていた崎本さんだが、この道で生きていくと決めたのは「大学三年生のとき」。そのときの決断についてこう語る。
「特にこれという劇的なきっかけがあるわけではないんです。自分の人生だしやりたいことを後悔しないようにやりたいと思って。そのときは、それでも違うならいくらでもやり直せばいいんだって、思ってましたね。『俺はいつでもやり直せるぜ』と。いま思うと、無謀なやつですね(笑)。しかもこんな大変な世界でやって行こうって決意したわけですし。ただ、その後は仕事をする中で、共演者やスタッフさんに対する見方が変わったと思います。やっぱり学生やりながらの頃は、一面的にしか仕事が見えてなかったと思うんです。それまでの自分を恥じる部分もあったし、そこから成長できた部分もあると思う。最近は、時代劇を多くやられてきた方とご一緒させていただくことが多いんですが、そういうみなさんの積み重ねてきたものについてすごく考えさせられますね。40年時代劇をやってきたという方もいて、そういう方と接すると、自分もいつか『これ』と言える大切なものを持つことができるのかな? 何か見えてくるのかな? とか」。

話を映画に戻そう。数年前の『クローズ/ZERO』をはじめ、その後も続々とこうした、男たちが拳でぶつかり合うという実生活の中では逆にあまり見られなくなった高校生たちの姿を題材にした映画が作られてきた。今回のようなヤンキー学生と“草食系男子”両方を演じてきた崎本さんの分析は…。
「女性が強くなってきて、相対的に男性が弱くなってきているのかな? 現実でそういう風だから、映画の中で逆に強い男を求めるのかもしれないですね、女性も男性も。野性味を求めてるんですかね、エンターテイメントの中に」。

では、そう語る崎本さんのスタンスは? ズバリ、恋愛関係での立ち位置は?
「僕は…亭主関白ですよ。『ああしろ、こうしろ』って(笑)。いや、ホント結構言うタイプなんです。でも、相手に何か頼まれるのも嫌いじゃないです。引っ張ってもらうのも好きです。亭主関白だけど、『三歩後ろを付いて来い!』って言うほどSにもなりきれないからある程度、自分の世界を持っている人と、一緒に並んで歩くのが理想かな? って何の話ですか、これ(笑)!」

特集:年下のカレ
http://www.cinemacafe.net/special/u25/
《text:cinemacafe.net》

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