岡本太郎の生涯が初映像化! 演じる松尾スズキは「とても孤独な人だと思う」

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「TAROの塔」完成試写会
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伝説の芸術家・岡本太郎の生涯を初めて映像化するNHK土曜ドラマ「TAROの塔」の完成試写会が2月17日(木)、東京・渋谷のNHK放送センターで行われ、主人公・太郎を演じた松尾スズキをはじめ、常盤貴子(平野敏子役)、田辺誠一(岡本一平役)、寺島しのぶ(岡本かの子役)が役柄への思いや撮影の裏話を語った。

岡本太郎の生誕100年を記念し企画された本作。18歳で単身パリに留学し、最先端のアートに触れて学んだ後、戦後の焼け野原で創作活動を始めた太郎が、その代表作となる巨大オブジェ「太陽の塔」を完成させるまでの姿を軸に、太郎とその家族、そして秘書にして後に養女となった敏子の生き様をエネルギッシュに描く。多くの関係者への徹底取材、膨大な資料から得た“新しい発見”をドラマとして再構築。稀代のアーティスト・岡本太郎の実像に迫る意欲作だ。

松尾さんは「いい意味でポップじゃない、ゴツゴツした手触りで見終わった後にグッとくる。太郎さんも『芸術はきれいであってはいけない、心地よくあってはいけない』と言っていたが、その通りのドラマになった」。自身が演じた太郎については「奇天烈なイメージが強いが、そうすることで周りとの距離を取っていたのでは。とても孤独な人だったと思うし、今回演じたことでその思いはより強いものになった」と語った。

それだけに演じる際は、岡本太郎という偉人のイメージと実像のはざまで悩んだのだとか。「岡本さんの“対極主義”って言葉を思い出して、じゃあ2つの岡本太郎をぶつけ合うことでエネルギーを発散させようと。昔テレビでやっていた『芸術は爆発だ!』のCMもめっちゃ鏡の前で真似しましたね(場内笑い)」と役作りをふり返った。

常盤さんも「パブリックイメージと素顔…。敏子さんの資料を読めば読むほど、自分で折り合いをつけるのが難しかった。今も正解かどうかはわかりませんし」と実在の人物を演じる難しさを吐露。意識したのは「秘書として養女として、いかに太郎さんの後ろに隠れていられるか」だったといい、女優として新境地となったようだ。撮影現場には岡本太郎が生み出したオブジェの実物が運び込まれ「本物との共演で、エネルギーをもらいました」と語った。

一方、田辺さんは太郎の父親・一平を演じ「ご本人に失礼がないよう、いろんなことを考えながら演じました。当時のエネルギーや熱気を感じるドラマで、正直すごいものができたと思います」と自信のコメント。太郎の母親・かの子を演じる寺島さんは「そのまんまを演じることは絶対できないわけで、リスペクトしつつ、自分なりのかの子像を作った」とこちらも実在したご本人への思いを大切にした様子。同時にアドリブを織り込む場面もあったといい「台本には(幼少期の)太郎の顔を赤く塗る予定だったが、急に自分の顔を塗りたくなってしまって(笑)。一発勝負でしたがアーティスティックな仕上がりで…」と自画自賛だった。

「TAROの塔」は2月26日(土)より、NHK総合にて毎週土曜日21:00より放送開始(全4回)。
《text:cinemacafe.net》
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