4月1日(金)に公開を迎えた『高校デビュー』の舞台挨拶が翌2日(土)に行われ、溝端淳平、大野いと、菅田将暉、逢沢りな、古川雄輝、宮澤佐江(AKB48)、増田有華(AKB48)、そして英勉監督が登壇した。河原和音の人気漫画を原作に、高校で恋に生きると決めた少女・晴菜(大野さん)が、クールなモテ男・ヨウ(溝端さん)の指導の下、恋人を作るべく奮戦する様を描いた青春ストーリー。溝端さんが開口一番「キュンとしましたか?」と観客に問いかけると、満員の客席からは大きな拍手と歓声が上がり、これには一同、感激した様子。作品にちなんで、これから“デビュー”したいことは? と尋ねられると、溝端さんは「22歳なのに免許持ってないので…」と“教習所デビュー”願望を明かした。「やっと事務所に『取っていいよ』と言われたのに、取れるようなスケジュールを組んでもらえず、『取れるもんなら取ってみろ』という感じなんですが…」と苦笑しつつ「(取ったら)ドライブや温泉旅行に行きたい」と語っていた。大野さんは「付き合ってみたい!」と“交際デビュー”宣言。これには観客以上に登壇している男性陣が色めき立ち、溝端さんがすかさず「どんな人と? どんな出会いがいい?」と質問。すると「バスとかで出会いたいです」、「ちょっと筋肉のある感じの人がいい」、「遊園地で観覧車やお化け屋敷に入ってイチャイチャしてみたい」と初々しさと意外性のまじった答えで会場を沸かせた。古川さんは「この春で大学を卒業して社会人デビューするので、大人っぽい遊びがしたい。オシャレなバーとか行きたい」。逢沢さんは「20歳になるので大人デビュー。お酒を飲んでみたいし、色気とかほしいですね」とコメント。また、本作で伝えたい思いは? という質問に菅田さんが「自由に、脳を柔らかくして笑ってほしい」と言葉に力を込めた。宮澤さんは「4月ということで新しい生活を迎える人もいると思いますが、楽しめるかどうかは自分次第」と語り、一歩を踏み出すことの大切さを強調。増田さんはソフトボールの練習をふり返り「やった分だけ返ってくると感じた。踏み出すことで変化があるんです!」と語りかけた。最後に溝端さんは「先月、悲しい出来事があり、苦しんでいる方も多くいらっしゃいますが、でもそこで人のすごさ、底力を感じて僕が勇気づけられました。このタイミングで映画が公開されることは、『この映画を通して何かしなさい』という天命だと感じています。こんなときだからこそ、信じ合って助け合っていければ、と思います」と呼びかけた。なお、この日も溝端さんらが着用していた劇中の衣裳はオークションに出品され、収益は被災者支援のために寄付される。『高校デビュー』は新宿バルト9、池袋テアトルダイヤほか全国にて公開中。『高校デビュー』溝端淳平&大野いとインタビューhttp://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2011/03/10246/index.html