【ハリポタ 特別インタビュー1】マシュー・ルイスが語るネビルの成長と最終決戦

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『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』 -(C) 2011 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R. Harry Potter characters, names and related indicia are trademarks of and  (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
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10年におよぶ『ハリー・ポッター』シリーズで、最も劇的な“変身”を遂げたのは彼かもしれない。ハリーの大切な仲間であり、まもなく公開となる最終章の決戦でも重要な役割を果たすネビル・ロングボトム。シリーズ第1作に彼が初めて登場したとき、多くの人はまさか彼がここまでの成長を遂げるとは思わなかったろう。最終章に登場する彼からはかつての自信のなさやオドオドした印象は消え、精悍さと大切なものを守るために戦う勇気であふれている。気になるのは、決着を前に深く傷ついた姿とその手に握られた剣。果たしてネビルが迎える結末は? シリーズ全作でネビルを演じたマシュー・ルイスが最終章の見どころ、そして彼にとってのこの10年の歳月を語ってくれた。

ネビルのハイライトはヴォルデモートとの対峙

『PART1』でハリー、ロン、ハーマイオニーがホグワーツを離れて旅に出ている間、ネビルはその留守を守るべく、ヴォルデモート卿の手下の“死喰い人”たちが支配する学校で抵抗運動を続ける。最終決戦でも、比類ない活躍を見せるが、マシューが明かす、ネビルのハイライトとは?
「ネビルはハリーのいないダンブルドア軍団でリーダー格になって戦いの先頭に立とうとするんだ。死喰い人たちは、ホグワーツ魔法学校を乗っ取ろうとするけど、ネビルは、自分たち学生でも、敵を困らせて計画を遅らせることはできると判断して行動する。第二次大戦中のフランスのレジスタンスのようなイメージかな。強力な軍隊じゃないけど、自分たちにできることを必死になってやるんだ。最後の戦いでは、身体中をアドレナリンが駆け巡っているみたいに本能的に戦い続ける。戦いが終わった後には身も心もボロボロの状態さ。リーダーとして、自ら進んで戦いの最前線に身を投げ出す、行動で示すタイプのリーダーだね。おかげで2〜3度、危うく命を落としそうになったりもするんだ。ヴォルデモートに立ち向かうシーンは見ものだよ。あのシーンがネビル最大の見せ場だね」。

両親を再起不能にしたヴォルデモートへの怒り、そして何よりハリーたち仲間との出会いをきっかけに、成長を遂げていくネビル。ハリーの親友のロンにも言えることだが、ハリーが魔法界のヒーローであることを運命づけられた存在だとしたら、ネビルやロンはごくごく平凡な男の子。そんな普通の子が努力と勇気とちょっとしたきっかけで成長し、スターになれる。彼らの存在はそんなことを教えてくれる。
「彼は最初はシャイで気弱で、いじめられっ子で、自分に自信を持ちたい、自分を信じたいと苦しんでいたけど、ハリーが彼の父親代わりのような存在になったと思うんだよね。同い年なんだけど、ネビルには父という存在がいなかったし、ハリーがヒーロー的なことをするのをずっと見て来た。それに両親を失ったという点で、共通のバックグラウンドがあるのが分かっていたし、ハリーがいろいろとすごいことをやるのを見て、これだと気づいたんだ。『正しいことをやるべきなんだ』ってね。ハリーから多くを学んで、ネビルはどんどん成長を続けた。ハリーが学校を離れたとき、もう誰もやってくれる人がいないから、自分がやらなければならないと、ジニーとルーナの助けを借りて、ダンブルドア軍団を率いるようになった。ハリーがやっていたことを代わりにやろうとしたんだよね。興味深いキャラクターの進化だった。この作品の中でのネビルの成長は目覚ましいよ」。

誰もいなくなったセットをふり返ったときにこみ上げてきた思いは——

そして、物語はついに最後の章へ。最後の撮影をマシューはどのような心境で迎え、どのように通い慣れたセットに別れを告げたのだろうか? マシュは、メイン・ユニットと第2ユニット、それぞれでの最後の撮影を体験しており「妙な感じだった」とふり返る。
「まずはメイン・ユニットでの最後の撮影。ホグワーツの中庭のセットで、キャストとスタッフの数もかなり多かった。校舎は破壊されて、あちこちに人が倒れているような光景だった。全員で『これがラストだぞ』って言いながら最後の撮影に臨んだよ。最後の『カット』の声が掛かると、みんな『おつかれさま』とか声を掛け合いながら、三々五々にセットからいなくなっていったんだ。一緒にいたエマ(・ワトソン)、デヴィッド(・イェーツ監督)、トム(・フェルトン)の3人と後ろをふり返ったら、セットにはもう誰もいなくなっていてね。撮影しているときにはクールなセットだと思っていたけど、もぬけの殻になったら、荒れ果てていて物悲しい雰囲気が漂っていたよ」。

さらに翌日には、彼自身の本当に最後の撮影が行われた。
「そう、僕自身は翌日にもまだ第2ユニットでの撮影が残っていたんだ。だから、挨拶も適当な感じで…(笑)。もうメイン・ユニットに戻ってくることはないんだなと思うと、ちょっと複雑な気分だったけどね。第2ユニットでの最後の撮影は、何事もないような雰囲気だったよ。前日に『ラストだ』って盛り上がっちゃったからね。走ってばかりのシーンで、撮影が終わったのは深夜だった。だけどスタッフはまだほかのシーンも撮影しなきゃならなかったから『マシューの最後のシーンが終わりました。みなさん拍手を』というアナウンスはあったけど、みんなすぐに次の準備を始めたりして…。僕も『じゃあ、また』みたいな感じで帰ってきた(笑)。個人的な最終日は、ちょっと拍子抜けだったよ」。

最初にネビル役に決まったとき、電話を受けた母親が親指を立てるのを見て「(遊んでいたゲームの)コントローラーを放り投げてソファを飛び跳ねてクッションを投げた」というマシュー。このシリーズに出演して人生がどのように変わったかを尋ねると「クラリッジズ(※取材が行われた5つ星ホテル)で世界中の記者の取材を受けているってかなりシュールだよ(笑)」とユーモアたっぷりに答えてつつ、こんな本音も…。
「もちろん、キャストとスタッフに会えないのは淋しいよ。顔を合わせることはあるにしても、いままでのように、みんなで冗談を言い合ったりしながら仕事をすることはもうないんだから。実際には色々なことが、次から次へと懐かしく思えるようになるんだと思う。素晴らしい景色も見たし、すごい人たちにも会ったし、とにかく10歳や11歳の頃には想像もつかなかったことをやった。本当によかったと思うよ。もし役者として次の仕事が見つからなくても、この10年間を思い出して、すごかったなぁ、自分はカッコイイことをいっぱいしていたんだなってふり返れるから」。

もちろん、彼自身ここでキャリアを終えるつもりはない。「映画でもTVでも舞台でも、演技ならどんな形でも、大きな情熱を持っている。だから、役者を続けて、何ができるか見てみたい」。ネビルが想像を超えた成長を遂げたように、この先のさらなる変身を期待したい。まずは、名残惜しいがネビルの最後の戦いを括目して見るべし!

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
2011年7月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。

特集「物語はクライマックスへ! ハリーポッター10年間の軌跡」
http://www.cinemacafe.net/special/deathly-hallows_part2/
《text:cinemacafe.net》

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