中村蒼インタビュー 「弟キャラ? 実は結構、男クサいタイプです(笑)」

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『行け!男子高校演劇部』中村蒼 photo:Naoki Kurozu
  • 『行け!男子高校演劇部』中村蒼 photo:Naoki Kurozu
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  • 『行け!男子高校演劇部』 -(C) 2011「行け!男子高校演劇部」製作委員会
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「面白いって言われるか、寒いって引かれるかどちらかしかないですね…。ちょっと不安です」と悲壮な(?)思いを明かしてくれたのは、ドラマに映画、舞台といま、引っ張りだこの若手実力派俳優・中村蒼。まもなく公開の主演映画『行け!男子高校演劇部』では、体を張って主人公を熱演している。本作でも怪演を見せている個性派俳優・池田鉄洋の脚本を『ハンサム★スーツ』『高校デビュー』の英勉がメガホンを握ったハイテンション学園コメディの舞台裏を中村さんが明かしてくれた。

直情的だが周りを惹きつけるオガが「羨ましい」

中村さんと言えば、現在放送中のドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメンパラダイス〜2011」(フジテレビ)にも出演中だが、映画の舞台もタイトルにある通り男子高。これが同じ“男たちの園”か? と思うほど両者の間にはギャップがあるが、どちらかというと映画の方が、男クサ〜イ男子校の空気を忠実に表していると言えそう(男子校出身者のみなさん、失礼!)。現場もさぞや男クサかったことと思われるが…。
「そうですね、男たちでワイワイと。演じているときとそうでないときの区別があまりいらない雰囲気というか(笑)、楽しくやらせてもらいました。作品も、いまどき珍しいくらい明るくて前向きで、すごく面白かったです」。

中村さんが演じるオガは、恋も部活も決めたら一直線の直情型の主人公。劇中、これでもかというくらいノリノリのハイテンションな中村さんが見られる。あのキャラクターに関して中村さんは羨ましさを感じている部分もあるとか。
「部活であったり、何かひとつのことに対して一生懸命になれるあの熱意は共感できます。羨ましいなと思うのは、オガは決して計画を立ててうまく進めていくわけじゃないんだけど、あいつのパワーやエネルギーがみんなを惹きつけて、巻き込んでいくところ。そういうリーダーシップはすごいなと思います」。

映画の中では、おバカな“男子”たちによる少々過激なパフォーマンスも…。女装に妄想、挙句の果てには裸で女子高生たちの群れに飛び込んでいくが、中村さん自身、学生時代はサッカー部に所属しており、「自分と重ね合せて『ああ、こういう感じだったなぁ』と思い出した」とふり返る。先ほど「リーダーシップ」という言葉も出たが、普段、おバカな“男子”の中での中村さんの立ち位置は?
「ああいう状況だと僕も割と一緒に盛り上がるタイプです(笑)。そっちの方が楽しいし、結構ハシャいじゃいます。例えば今回の撮影もそうですが、気の知れた仲間たちと一緒だと特にね。グループに女の子が混じっていたら? うーん…その子にもよりますけど、仲が良ければわりと気にせずに騒ぎますね(笑)」。

デビューから4年 「あっというまだったけど進んだのはちょっと」

昨年の出演作『BECK/ベック』『大奥』のせいだろうか? 中村さんに対して“弟キャラ”のイメージを持っている人、特に女性ファンも多いようだが…。
「弟キャラ? 実際は全然、そんな感じではないと思いますよ(笑)。確かに、かわいらしいイメージを持たれることは案外あるんですが、そうでもなくて…。今回の撮影然り、部活然り、男だらけのところにいることが多いですが、僕自身が男っぽいというか…男クサいタイプだと思います」。

では恋愛面でも男らしいタイプ? オガは好きになったら一直線だが同様に中村さんもビシッとストレートに攻めていく?
「いやぁ…(笑)、そこは積極的ではないです。奥手というか苦手です。でも、結婚願望は結構、強いですよ。僕は上京して高校生のうちから一人暮らしをしていて、『ここに誰かいてくれたらなぁ』って思うことが多かったので、そのせいかもしれないですね」。

中学生にして「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のグランプリを受賞し、2007年に上京。今年は本作に加えて『ほしのふるまち』『キミとボク』でも主演を務めるなど計6本の映画が公開となり、二十歳にして押しも押されもせぬ人気俳優となった。ここまでのおよそ4年はあっという間だったかと思いきや「長かった」とふり返る。
「うん、長いですね。でも進んだという感覚はほんのちょっとだなぁ(苦笑)。でも、10代の間に苦手なことも含めて、いろんなことをやれたという思いはあります。ただ、たまたま映画の公開の時期が重なったというだけで一気に何かが変わったという感じはしないです。周囲ではなく自分自身では…少しは自信を持って現場に臨めるようになってきたかな。役者の何が楽しいっていろんな人の人生を経験できるところ。でも、難しさは常に感じます。自分でダメだと思っても周りが良かったと言ってくれることもあるし、その逆もある。だからなかなか評価はできないけど、目の前の芝居でしっかりと“伝える”ということをしていきたいです」。

ジャージ姿でそう語る二十歳の笑顔がまぶしい。いつも一生懸命でおバカで、見てるこっちが恥ずかしくなるような…でも愛らしい“男子”を温かく見守ってほしい。

《photo / text:Naoki Kurozu》

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