大企業の弁護ばかりをしていた野心家弁護士・イーライが、ある日突然見始めた幻覚の“お告げ”に従い、正義の弁護士と化していく「弁護士イーライのふしぎな日常」。他のドラマにはないユニークさと時に感動を運ぶストーリーがミックスし、アメリカでの放送時には熱心なファンを生んだ本作が、いよいよ来月からDVDになって発売開始! そこで、本作品の面白さを探るべく、製作総指揮にして物語の生みの親でもあるマーク・グッゲンハイムさんにお話を伺い、誕生秘話や撮影の裏話など、作品にまつわるあれこれを教えていただきました。主人公の弁護士・イーライが、妙な幻覚や幻聴に悩まされ始めるシリーズ冒頭。やがてイーライは、それらが自分を弱者救済に駆り立てるための“お告げ”だと悟り、生活を一変させていきます。戦場にいる幻覚を見ては問題を抱える兵士の弁護をしたり、幻覚の中で出会った男性を実際に見つけては裁判を引き受けたり…。そんな彼の豹変ぶりを見て、事務所の同僚や美人婚約者は「イーライは頭でも打ったのか? 大丈夫なのか!?」と動揺するわけですが、そもそもこのようにユニークなストーリーはどう生まれたのでしょうか。「新しいドラマを作るにあたって様々なアイデアを出し合っている中、“現代版の預言者”みたいなキャラクターがいたら面白いんじゃないかなと思ったんだ。幻覚を見て未来を予言する主人公なんて、ちょっと面白いんじゃないかなってね。アメリカのTVドラマの場合、人気のある主人公は医者か刑事か弁護士で、僕たち脚本家も物語を考えるときはそのどれかにすることが多いのだけど(笑)、イーライの場合は職業を弁護士にするのが最適だと思った。というのも、弁護士も預言者も何かを代弁する立場にあり、そもそも弁護士の語源には預言者という意味があるからね」。実はグッゲンハイムさん、ご自身も元々は弁護士で、ロサンゼルスで脚本家として働く前はボストンの有名法律事務所に勤めていたのだそう。そのときの経験もドラマの設定に関係しているのでしょうか。「もちろん関係あるよ。イーライは大企業お抱えの弁護士だったけど、正義のために戦う弁護士として活躍し始める。実は僕もせっかく弁護士になったのに、気がついたら金持ちをさらに金持ちにする手助けをしているだけの弁護士になってしまっていたんだ。なので、イーライの心境の変化は、弁護士だった当時の僕自身の経験に基づいたものになっているよ」。なるほど、「弁護士イーライのふしぎな日常」で描かれる弁護士事務所の光景や裁判シーンがリアルなのは、グッゲンハイムさんの経歴に秘密があったよう。では、現在のイーライを形作る大事な要素、幻覚の“お告げ”にまつわる秘話もあるのでしょうか。次回はイーライが見る“お告げ”をフィーチャー。イーライの幻覚にジョージ・マイケル(!)がちょくちょく出てくるのはなぜ? しかも、本人が出演しているんですけど!? といった疑問に答えていただきます。<セル>「弁護士イーライのふしぎな日常 Vol.1」 [DVD]価格:1,575円(税込)発売日:10月8日(土)「弁護士イーライのふしぎな日常 コレクターズ BOX Part1」 [DVD]価格:9,450円(税込)発売日:10月19日(水)「弁護士イーライのふしぎな日常 コレクターズ BOX Part2」 [DVD]価格:10,500円(税込)発売日:11月16日(水)<レンタル>vol.1〜3 10月8日(土)開始vol.4〜6 10月19日(水)開始Vol.7〜9 11月2日(水)開始Vol.10〜12 11月16日(水)開始発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン© ABC Studios.
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