※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

アンジー、UNHCRナンセン難民賞授賞式に出席。自身の功績も称えられる

アンジェリーナ・ジョリーが3日(現地時間)、スイスのジュネーヴで開かれた国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のナンセン難民賞授賞式にプレゼンターとして登場。ソマリアから密輸組織の船で渡ってくる難民の救援活動を行うイエメンの人道支援団体「Society for Humanitarian Solidarity(SHS)」に同賞を授賞した。

最新ニュース ゴシップ
注目記事
授賞式後のパーティに参加したアンジェリーナ・ジョリー -(C) Target Press/AFLO
授賞式後のパーティに参加したアンジェリーナ・ジョリー -(C) Target Press/AFLO
  • 授賞式後のパーティに参加したアンジェリーナ・ジョリー -(C) Target Press/AFLO
アンジェリーナ・ジョリーが3日(現地時間)、スイスのジュネーヴで開かれた国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のナンセン難民賞授賞式にプレゼンターとして登場。ソマリアから密輸組織の船で渡ってくる難民の救援活動を行うイエメンの人道支援団体「Society for Humanitarian Solidarity(SHS)」に同賞を授賞した。

登壇したアンジェリーナは「干ばつや飢饉、紛争が引き起こす絶望によって、何万人もの人々がアフリカから追い出されました」と語り、多くのソマリア難民が密航船で海を渡り、イエメン沿岸部にたどり着いている現状をふまえて、「残された道は海で死ぬか、非道な密輸組織に命を預けるしかないという状況に置かれた彼らが、どれほど絶望しているのか想像しなくてはなりません」と訴えた。

SHSは1995年からイエメンの海岸線の約3分の1を24時間体制で監視し、たどり着いた難民たちの緊急支援と、劣悪な環境で道中に命を落としてしまった人々の埋葬作業も行う。今回は長年にわたる活動の功績を表彰し、スタッフ290名に賞が授与された。

壇上で自身のUNHCR親善大使としての過去10年間の活動も評価されたアンジェリーナは「難民の方々のために活動するのは光栄です。これまでたくさんの難民のご家族にお会いして、一緒に時間を過ごしてきました。その方々にとても感謝しています。本当に多くを学びました。私はより良い人間、母親になるために必要な多くのことを教えられました。彼らは私に、決して折れることのない人間の精神の強さを示してくれたのです。今後10年、また活動を続けていきたいです」とスピーチした。



© TargetPress/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]
page top