シネマカフェ的海外ドラマvol.223 大人気「glee」の舞台裏に潜入!第7回

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「glee/グリー」マイク役ハリー・シャム・ジュニア -(C) KAORI SUZUKI
  • 「glee/グリー」マイク役ハリー・シャム・ジュニア -(C) KAORI SUZUKI
  • 「glee/グリー」マイク役ハリー・シャム・ジュニア -(C) KAORI SUZUKI
  • 「glee/グリー シーズン2」 -(C) 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
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  • 「glee/グリー」クリエイター、ブラッド・ファルチャック -(C) KAORI SUZUKI
みんな大好き学園ドラマ「glee/グリー」の撮影現場に潜入! サンタナ役ナヤ・リヴェラのインタビューに続いては、マイク役ハリー・シャム・ジュニアの登場です。

以前、エミー賞の授賞式をレポートした際にもお伝えしましたが、実物のハリーはドラマの中のマイクよりも数段ハンサムで立ち居振る舞いも非常にスマート。グリー部の負け犬くんを演じているのが信じられないほどです。
「僕が格好いいかどうかよく分からないけど(笑)、マイクみたいなキャラクターを演じるのは楽しいよ。ある意味、誰にでも格好悪い面はあると思う。たとえ自分ではそう思っていないとしてもね。人は格好よさをアピールしようと頑張るものだけど、それが成功しないときもある。僕なんて、ひどく失敗することがほとんどだね!」。

そんな彼の“人間観”が反映されてかどうか、マイクのキャラクターはシーズンを重ねるにつれて成長。シーズン3では「シリーズが始まった頃の彼はかなり物静かだったよね。最近は口数も増えたけど」という佇まいの裏側、心の奥深くに斬り込むようなエピソードも見られます。
「マイクはガールフレンドのティナにも家族にも誠実な人。そして、ダンスをこよなく愛している。だからこそ、難しい決断をするときが彼に訪れるんだ。僕自身も誠実な人間でありたいから、彼にはすごく共感できたね」。

コスタリカに生まれた後、引越しの多い家庭に育ったというハリー。「僕は生まれながらにしてアウトサイダーだった。コスタリカでの僕はラテンの子供であり、コスタリカの子供たちに囲まれた中国系の子供であり、アジア人の子供。引越し先でも常に周りとは違う存在だった。でも、僕はそういった環境に対処してきたし、周りと違うことに満足していたから『glee/グリー』で言うところの“アウトサイダー”とはちょっと違うかもしれないね」と力強く語る通り、高校時代からダンスチームを組み、ダンサーとして、俳優として、エンタテインメントの道を軽やかに歩んできた彼自身も、実は過去に「決断をする時」を迎えたことがあるそうです。
「高校を卒業した時点では、自分が本当にやりたいことは何なのかを分かっていなかった。高校時代の僕はダンスも、演技も、生徒会の活動も楽しんだけど、明確な目標はなかったんだ。その後、将来について決断して今の道を歩んでいるわけだけど、当時の両親は僕の決断を快く思ってはいなかったね。いまでは“息子は正しい決断をした!”と思っているけど(笑)」。

ハリーが「僕が勝手にやったことが撮影されて、そのまま放映されちゃうこともあるかな(笑)」と苦笑するほどの名ダンサーであることは周知の事実。ジーン・ケリーを「史上最高のダンサーの1人だと思う」と讃えますが、ではお気に入りの歌手は?
「意外かもしれないけど…、ボビー・ダーリンが好き。彼の人生のストーリーも大好きだし、ほかのみんなが歌うものとは全く違う曲をカバーして歌っていたようなところも好きだな。たしか、彼を好きになったのは『スウィンガーズ』('96)を観た高校の頃からだと思う。あの映画のサウンドトラックが大好きだったんだ」。
シーズン3では、そんなハリーの美声も聴くことができますので、シーズン2同様お楽しみに!

ところで、私たちは「glee/グリー」を大ヒット番組へと導いたブレーンにもインタビュー。クリエイターのブラッド・ファルチャックに番組の裏側について聞くことができました。同じくクリエイターとして番組を牽引するライアン・マーフィー、イアン・ブレナンの2人と共に脚本を執筆するブラッドによると、「登場人物たちには僕たち脚本家3人の経験も色濃く反映されているから、キャラクターを書くのは簡単」だそうです。
「例えば、スー・シルベスターはイアン・ブレナンの“声”を代弁する存在。だから、イアンはスーの完璧な物語を書くことができるんだ。こんな感じで、どのキャラクターにも僕たち3人の気質や性格がそれぞれ反映されている。ちなみに、僕の“声”を代弁しているキャラクターはたくさんいるけれど、あえて1人挙げるとしたらバート(カートの父親)かな。彼の台詞に関しては、これまで僕が全部書いてきた。バートとカートのやり取りや彼らが一緒にいるシーンも僕が書いているから、バート&カートが僕の担当ということになるね。あとは、フィンやパックを書くことも多い。要するに、僕は野郎どもの担当なのさ(笑)」。
とても興味深い秘話ですが、これはまだほんの一部。製作陣へのインタビューは、また別の機会に改めて取り上げたいと思います。

次回でいよいよ最終回を迎える「glee/グリー」大連載のラストを飾るのは、スー・シルベスター役のジェーン・リンチ! スー先生の部屋も見せていただきます。



© KAORI SUZUKI

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公式サイト:http://video.foxjapan.com/tv/glee/

© 2011 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
《text:Hikaru Watanabe》

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