メリル・ストリープ来日! オスカー受賞の瞬間は「頭が真っ白になった」

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『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』メリル・ストリープ&フィリダ・ロイド来日舞台挨拶
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先日発表された第84回アカデミー賞において『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』で自身2度目の主演女優賞(※助演女優賞と合わせて通算3度目)に輝いたメリル・ストリープが来日。フィリダ・ロイド監督と共に3月6日(火)に都内で開催されたジャパン・プレミアイベントに出席し、日本のファンからの祝福の声に笑顔で応えた。

英国初の女性首相であり“鉄の女”の異名を取ったサッチャーの戦いや苦悩の日々を描いた本作。映画にちなんでこの日の会場には来賓として、現在93歳で首相在任期間(1982年〜87年)がサッチャー首相と重なる中曽根康弘元総理大臣も来場。客席横の扉から登場したメリルは、客席の間を通って壇上に向かう途中、中曽根元首相とガッチリと握手を交わした。

メリルは観客の声を揃えての「(アカデミー賞)おめでとう!」という祝福に一瞬、驚いた様子を見せ「アリガトウ」と満面の笑みを浮かべた。司会者の「3度目のオスカーですが…」という言葉に「たった3つ目よ」とおどけるメリル。それでも受賞の瞬間について「この年になるともう感動することなんてないと思ってたけど、あの瞬間は頭が真っ白になって興奮しました。本当に幸せでした」とふり返った。

来日は同じくロイド監督作品の『マンマ・ミーア!』以来、約3年ぶりとなるが「この映画を持ってこれたこと、特にこの時期、津波から1年が経ついまの時期にここに来られたことを名誉に思います。この映画を多くの犠牲者の方々、いまなお苦しんでいいらっしゃる方々に捧げます。物事には希望がある、ということを伝えられたらと思っています」と日本のファン、そして東日本大震災の被災者に向けて語りかけた。

監督は英国人のサッチャーを演じる人物としてアメリカ人のメリルを選んだことについて「ある種の世界的スターであるマーガレット・サッチャーを演じるには世界的なスターの力が必要であり、メリルが持っているような演技の幅の広さが必要不可欠でした」と説明。さらに映画について「これは政治映画でもなく、彼女の政策の是非を問うものでもありません。権力を手にした人間がどうなるのか? 彼女の姿を通してひとりの人間の栄光と挫折を描いています」と語った。

メリルはイギリス人を演じると同時に60代にして80代のサッチャーを演じてもいるが「老後の自分というのは誰しも自らの中に持っているものです。誰もが子供の頃の自分を抱えたまま大人になっているようにね。人種や国籍というのも関係ありません。私は次回作で日本人を演じたいと思ってるわ」とユーモアたっぷりに語った。

そして、いまの時代に求められるリーダー像について尋ねられると監督は「私自身、在任中のサッチャーを決して支持していた方ではなかったんですが…」と前置きした上で「リサーチする中で彼女が自分の周囲に顧問を置かず、支持率の上下も気にしない人物だったと分かりました。そして絶対に自分を曲げない信念の強さを持っていたんです。それはある意味で恐ろしいことなのかもしれませんが、間違うことを恐れないリーダーは必要なのかもしれません」とコメント。メリルもその言葉に頷きつつ「遠い未来を見る人間——自分の在任中のことだけでなく、さらにその先の未来を見ている人が必要とされていると思います」と力強く語った。

『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は3月16日(金)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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