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映画『桜蘭高校ホスト部』川口春奈&山本裕典 息ピッタリのふたりの本音は?

良家の子女が通うセレブ学院で、美麗男子たちが女子生徒をおもてなしするべく“ホスト部”を結成!? 葉鳥ビスコのベストセラーコミックをTVドラマ化し、奇抜かつドリーミーな設定とコミカルでありながらも胸をキュンとさせるストーリーで話題を呼んだ「桜蘭高校ホスト部」が映画になって登場! 性別を偽ってホスト部に入部させられてしまった女子生徒・藤岡ハルヒ役の川口春奈と、端麗な容姿でホスト部を率いる美形部長・須王環を演じた山本裕典。TVドラマと映画の撮影を経て、息もぴったりの関係になった2人にいまの想いを聞いた。

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映画『桜蘭高校ホスト部』 川口春奈&山本裕典 photo:Yoshio Kumagai
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良家の子女が通うセレブ学院で、美麗男子たちが女子生徒をおもてなしするべく“ホスト部”を結成!? 葉鳥ビスコのベストセラーコミックをTVドラマ化し、奇抜かつドリーミーな設定とコミカルでありながらも胸をキュンとさせるストーリーで話題を呼んだ「桜蘭高校ホスト部」が映画になって登場! 性別を偽ってホスト部に入部させられてしまった女子生徒・藤岡ハルヒ役の川口春奈と、端麗な容姿でホスト部を率いる美形部長・須王環を演じた山本裕典。TVドラマと映画の撮影を経て、息もぴったりの関係になった2人にいまの想いを聞いた。

深夜ドラマでありながら多くの視聴者を熱狂させ、映画『桜蘭高校ホスト部』のプロジェクトが実現。映画化にあたっての意気込みを、まずは山本さんが口にする。
「ドラマのときは、放送時間30分の中にドタバタコメディが詰まっている感覚でした。でも、2時間におよぶ映画の場合、見せ方もテンポも少し変わってくる。撮影前はそこが難しくなるのかなと思いましたし、だからこそ飽きさせないものにしたいなという意識はありましたね」。

ドラマ版を通して、キャストやスタッフのチームワークはすでに確立済み。ドラマの撮影開始時を「すごく緊張していましたね」とふり返る川口さんも、「映画の撮影が始まるときは、クランクインという感じがしなかったです」と表現する。「“新しい作品の撮影が始まる!”というよりも、“あの作品に戻れる!”という感じ。それくらい、ドラマを撮影していたときの環境が良かったんです」。

リッチな桜蘭高校唯一の庶民生徒であるハルヒが、ワケあってホスト部に入部させられるところからスタートしたドラマ版。その最終回は、ハルヒと環の間にもしかして恋愛感情が…? と匂わせつつ幕を閉じるものだった。ハルヒを“娘”のように愛おしんできた環と、鬱陶しくも憎めない環にマイペースキャラで接してきたハルヒ。「え!? 2人の間にそんなことが起きちゃうの? という展開が台本にあったので、そこはずっと意識して…」とニヤつく(?)山本さんと、「意識するの、そこですか!?」とツッコむ川口さんだが、三角関係を予感させる新キャラも登場し、ドラマ時とは事情が異なるハルヒと環の関係は映画版の見どころでもある。
「環はドキドキするとアワアワするというか(笑)、ラブな部分をコメディに持っていけるキャラクター。恋愛の照れ臭さをコミカルな態度で誤魔化している部分もあると思うんです。その点、ハルヒはどうだったのかな?」と山本さん。その問いに川口さんが答える。「ハルヒって、環先輩のことが好きだって分からないくらい鈍感じゃないですか。そのあたりに悩む乙女なところが可愛らしいなと思いましたし、それがハルヒっぽさなんですよね。環先輩のことを考えるたびにドキドキして、風邪でもひいたのかなあ…なんて悩んだりして」。

「そういうの、可愛くないですか?」と、今度は川口さんから山本さんに質問返し。「うん、可愛い」と認める山本さんには“恋する乙女”なハルヒのお気に入りシーンがあるそうだ。「窓辺で『環先輩…』って言ってる姿が可愛いんですよね。切ないけど可愛い。“女の子”って感じ? 僕、ああいうのが好きなんですよ…(笑)」。

自分が女子生徒たちの憧れの的であるとは自覚してはいるものの、本物の恋心にはとことん鈍感な環。天然王子様キャラの環を、川口さんはこう分析する。「一緒にいて飽きないだろうし、楽しそうですよね。ちょっと鬱陶しいだろうけど、それくらいがいいのかなって思います。ここぞというときは助けてくれるし、一緒にバカをやってくれるときもある。人のことを常に考えているのが男性としていいなと思います」。続けて、「山本さんは環そのものなんですよ。真面目で、真っ直ぐで、うるさくて…(笑)。すごく好きですね。本当に面白い方です」とも。

隣で気分よく耳を傾けていたかと思いきや、「でも、その“好き”って“like”でしょ…」と細かいところにこだわる山本さん。「細かい!」と再びツッコまれながらも、「いまはこんなこと言ってくれますけど、ドラマの撮影が始まった頃の春奈ちゃんはよそよそしくって!」と思い出す。「ドラマのポスターも物語っていたと思いますよ。2人で一緒に撮ったんですけど、何も喋ってくれなくって。僕はどの現場でもみんなで一緒にご飯を食べて、みんなで一緒に空き時間を過ごして…というのを心がけているんです。春奈ちゃんも初日は気を遣って『じゃあ一緒に』って言ってくれたんですけど、3日目頃から徐々に離れていこうとして…」。

ここで、「だって、下ネタが始まるんですもん」と川口さんが反撃。しかし、「心を閉ざしていたのは確かですけどね(笑)」と認める。「そもそも人見知りですし、男の子たちの中に女の子1人で入って…という状態だったので、正直に言って最初はキツかったです。なのに、いつの間にか馴染んでいる自分がいたんですよね。具体的なきっかけはよく分からないんですけど…。そんな私を山本さんたちが受け止めてくれたのかなと思います」。

「ハルヒの持つナチュラルさや素朴さ、ピュアな雰囲気は春奈ちゃんが演じているからこそ生まれたものだなと思います。ドラマ、映画と撮影してきて、成長していく春奈ちゃんを間近で感じることができたので、また共演できたらいいなって楽しみで仕方がない」と共演をふり返る山本さん。「そのときはよっぽど成長してるんだろうなって!(笑)」とプレッシャーをかけてくる山本さんに対し、川口さんは…。「お芝居の面でも、それ以外のところでもさり気なく助けてくれたのが山本さん。すごく嬉しかったし、感謝しているので…。(チラリと山本さんを見つつ、)また一緒にお仕事をする機会があったら、そのときは恩返しをしたいです」。

「また共演できる機会」は別の作品でなくてもいいのでは? 映画版はそんな期待を抱かせる内容でもある。「映像になっていないエピソードが原作にはまだまだたくさんありますしね」と微笑む山本さんが2人を代表し、きっと多くの観客が持つであろう“「ホスト部」の世界をまだまだ実写で堪能したい!”なる願いを受け止めてくれた。「僕はまだ制服を着て許されるのか…。それが問題ではありますけど! ただ、僕にとっても、春奈ちゃんにとっても、『桜蘭高校ホスト部』が5年後10年後にも代表作の1つと言われるくらいの作品になれば嬉しい。ウィキペディアで僕たちを調べたとき、真っ先に出てくるタイトルになってほしいですね(笑)」。

《photo:Yoshio Kumagai / text:Hikaru Watanabe》

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