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ジョニー・デップ、親友のコンサート会場で近くに居合わせた女性から訴えられる

ジョニー・デップが、昨年コンサート会場で近くの席にいた女性から、彼のボディガードに怪我を負わされたとして、16日に訴えられた。

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4月11日、マリリン・マンソンと一緒に演奏パフォーマンスを行ったジョニー -(C) ロイター/AFLO
4月11日、マリリン・マンソンと一緒に演奏パフォーマンスを行ったジョニー -(C) ロイター/AFLO
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ジョニー・デップが、昨年コンサート会場で近くの席にいた女性から、彼のボディガードに怪我を負わされたとして、16日に訴えられた。

事件が起きたのは昨年12月、『クライ・ベイビー』('90)、『デッドマン』('95)で共演もしている親友、イギー・ポップのコンサートが行われたロサンゼルスのハリウッド・パラディアム。52歳で身体障害者だという氏名不詳の原告女性は、VIPセクションにある自分の席に戻ろうとしたところ、ジョニーのボディガードの男性に羽交い締めにされ、両腕をつかまれて床にねじ伏せられたと訴えている。

男性の力が非常に強かったために彼女の着衣は乱れ、靴が脱げてしまったばかりか、ズボンも下がり、露出したお尻をほかの観客に見られてしまったという。左ひじの脱臼や出血、骨折の疑いもあり、以前から患っている脊椎関節炎および線維筋痛症が悪化したとして、ジョニーとハリウッド・パラディアムを相手取って訴えを起こした。

原告女性はカリフォルニア大学アーバイン校の医学教授だと名乗っていて、患者の個人情報などが収められている携帯電話もボディガードに奪われたと話している。彼女は事件が起きた直後にロサンゼルス市警に被害届を出したが、そのときは泥酔状態だったという。損害賠償請求額は明らかになっていない。



© ロイター/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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