サム・ワーシントンインタビュー 「自分の過去の経験を活かした」恋愛とは?

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『恋と愛の測り方』 -(C) 2009 Last Night Productions, Inc.
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結婚3年目。ニューヨーク・マンハッタンで誰もが憧れるような充実した毎日を送る一組の夫婦の「愛」の物語を軸に、ある一夜に起こる「恋」の騒動を描いた、大人のためのラブストーリー『恋と愛の測り方』がまもなく公開となる。本作で、妻と同僚の女性との間で揺れ動く夫を演じるのが、『タイタンの逆襲』『崖っぷちの男』を始め、今年だけでも5本の出演作が公開されるサム・ワーシントン。いままでのガテン系のイメージを覆し、等身大の悩める男性役に臨んだ彼が、本作について語ってくれた。

サムが演じるマイケルは、一言で表すならどこにでもいる、普通の男性。愛する妻・ジョアンナ(キーラ・ナイトレイ)がいながら、同僚の女性・ローラ(エヴァ・メンデス)に誘惑されるがままに一夜を共にしてしまう。女性からすれば“不甲斐ない”、だけどなぜか嫌いになれない男なのだ。同じ男性として、彼のことをどう解釈したのだろう?
「僕が演じたマイケルという男は、そこら辺にいる普通の男。だからこそ『セールスマンの死』のビフ・ローマンのような特徴の薄い男として演じたかった。順風満帆に見える結婚生活に満足しているように思えるが、どこか影の部分を持っているような印象だ。彼は何かを探しているんだと思う。幸せそうに見えるいまの生活に欠けている何かを探しているんだけど、彼自身もそれが何かは分かっていないし、それが形となって見えるものかすら分からないけど、何かを求めているようなキャラクターにしたかったんだ」。

いいところも許せないところも含めて、マイケルが至って普通の男性だと感じさせる、そのリアリティはきっとサムだからこそ表現できたものなのだろう。キーラとの何気ない夫婦のやり取りに「そうそう」と感じる人も多いはず。その役作りについてサムは明かす。
「僕はあの場所にいて、浮気をしてたし、浮気をされていた。誘惑していたし、誘惑されていた。そういう人間関係の間にある危うい部分を、監督は台本に反映させていたし、僕もその台本を読んで自分の周りの人間関係について考えさせられたし、台本に書かれた物語のようにはなりたくないと思ったんだ。でも実際にそこに書かれたことを演じていると、自分の過去の経験などを仕事に活かすことができたし、新しい経験をすることができた。監督の素晴らしいところは、登場人物に強い個性を与えながらも、それらの人物を悪者にしないことだ。だから観ている人は、物語の途中で多少の好き嫌いがあっても、最終的にはちょうどいい感じでまとまるんだ」。

男性と女性、結婚している人、してない人。性別やいま置かれている環境、そして恋愛経験値により、マイケルの行動に対する許容範囲も異なれば、2組の男女が繰り広げる恋愛への共感ポイントも大きく分かれるのが、本作の面白いところ。ジョアンナとマイケルのような夫婦に憧れを抱く人もいれば、マイケルとローラのようなスリルや刺激のある恋愛にワクワクする人もいるだろう。実際、このスリリングな恋愛を共に演じたエヴァとの共演の感想は?
「エヴァとの仕事はすごく楽しかったよ。僕は彼女の役作りの方法が好きなんだ。心に傷を持ちながらもそれを隠していて自分の殻に閉じこもっている女性が、マイケルには心を開くんだ。すごくセクシーな女性を演じることもできたんだけど、彼女はあえてその逆の女性を演じた。エヴァのそういうところがすごいと思ったよ。観客が本当に観るべきなのは、エヴァ・メンデスじゃなくて、彼女が演じるキャラクターだからね。彼女と共演できてよかったよ」。

いままで見せたことのない、肩の力の抜けた等身大のサムの魅力が感じられる本作。全く異なる「色」を見せていく彼の今後に期待したい。

特集:恋と愛のちがいって…
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《text:cinemacafe.net》

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