『ただ君だけ』ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ 「心の底から愛し合った」2人の呼吸

最新ニュース

『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
  • 『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
  • 『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
  • 『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
  • 『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
  • 『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
  • 『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
  • 『ただ君だけ』 ソ・ジソブ&ハン・ヒョジュ
運命によって導かれるロマンティックな恋、悲しい試練を乗り越える愛、時を待って成就される恋…夏を目前に控え、恋したくなる、恋する気分を高めてくれる映画がいま、続々と公開となっている。その中で、韓国から届いた珠玉のラブストーリー『ただ君だけ』で描かれる愛を一言で表すのなら、それは「無償の愛」。都会の生活の中にほっと光を与えるような、切なくも美しい愛の形を魅せてくれる、ソ・ジソブとハン・ヒョジュのふたりに話を聞いた。

映画×純愛ラブストーリーという挑戦

ボクサーとしてチャンピオンという栄光を手にしながら、暗い過去のために心を固く閉ざすチョルミンと、事故で愛する家族と自らの視力を失いながらも明るく健気に生きるジョンファ。都会の片隅に生きる2人は、共に灯を分け合うように、寄り添い合っていく。TVドラマでのブレイクを経て、ここ数年は『映画は映画だ』といったハードボイルド作品など、ジャンルの幅を広げてきたジソブにとって、このラブストーリーは新たな挑戦だったという。
「僕にとって本作は、映画では初めてのラブストーリーでした。スクリーンで顔が映し出されたときに表情がきちんと合っているかどうかなど気になっていたんですけど、実際に完成した映画を観たら、映画の中でも自分はラブストーリーを見せることができるという手ごたえを感じました。僕にとって、自信をもたらしてくれた映画になりました」。

一方、ヒョジュにとっても本作は多大なる挑戦となった。
「メロドラマ、こういったラブストーリーは初めての挑戦でした。視覚障害者という役に挑戦するのも初めてで、自分にとっては荷が重かったですし、実際にお会いして生活習慣を間近に見たり、ほかのドラマを参考にしたりしてとても勉強しました。いろいろなことにおいて初めてのことが多かったと思います。ストーリーが進行するに連れて2人の愛情が深まり、その感情を表現して維持するという部分がやはり大変でした。あと、監督の推薦で『街の灯』(チャップリン主演)を観て、演技の参考にはさせていただきました」。

「本当に心の底から愛し合おうと思いました」(ヒョジュ)

暗い過去が生んだ心の隙間を互いに埋め合うように、確かめ合うように愛を育んでいく2人。決して派手ではない、静寂の中で見せる2人の恋愛模様はある安心感すら与えてくれるが、2人はどのようにこの関係性を作り上げていったのか?
「恋愛のシーンが続いたので、その気持ちの維持が大変でした。でも、うまく作っていきました(笑)。特別に何かをしたというわけではなく、本当にそれにはまり込んでしまえばそういうふうになるんですよね。今回はラブストーリーで、2人のシーンがほとんどだったので、そういう状況で嘘っぽいところがあると大きなスクリーンで映し出されたときにすぐにバレてしまう。ですから本当に愛し合っている2人をどういうふうにうまく演じればいいのか、監督を交えて3人で頭を合わせて悩みました。与えられた環境の中で、本当にチョルミンとジョンファに成りきって愛し合おうと努力しました」(ジソブ)

「私も撮影している間は、本当に心の底から愛し合おうと思いました。ジソブさんは温かくて余裕があり、私に欠けているところを補ってくれました。常に楽な気持ちにさせてくれました」(ヒョジュ)

「『恋愛』というのはとても美しい言葉ですが、『愛する』ということはお互いに対する思いやりや犠牲が伴う」というジソブの言葉は、まさにこの2人の恋愛の芯なるところ。だからこそ「そういったものが力になって、恋愛というものをリードしてくれる」という言葉に力を込める。ジソブの恋愛観にはヒョジュも「難しい恋愛こそ、高貴で美しいものなので、私にとって憧れの対象ですね。多くの女性にとって一度は体験したいものではないかなと思います」と同意。現在25歳、劇中のジョンファのように自身も自立して働く女性のひとりとして、女性として生まれてきた悦びを噛みしめる。
「最近は自立して自分の仕事を一生懸命に頑張っている女性はすごくかっこいいなと思います。ただ、自分自身は毎年毎年変わっていきますし、毎日毎日変わっていってるので、いま考えていることもいつ変わるか分かりません。ですが、仕事を一生懸命している中である瞬間、女性として生まれたからには一つの家庭に収まって、妻となり、母親となる。そういう姿もかっこいいと思いますし、そういう女性にもいつかなりたいと思います」。

「いまは早く40代を迎えたいと思う」(ジソブ)

一方、今年で俳優デビューしてから15年、30代半ばを迎えたジソブ。本作では、あらゆるものを“そぎ落とした”男の魅力を放つ彼は、役者として新たなステージに立っていると言っても過言ではない。
「(除隊後は)様々なジャンルに挑戦してみようと努力しています。キャラクターが生きていると感じれば、ジャンルは問いません。俳優として、僕自身は年齢を重ねたことで大きな気持ちの変化はないのですが、逆に早く40代を迎えたいと思ってます。早くその年齢に合うような役に挑戦したいですね。歳月が流れるにつれて皺も増えていきますし、目にも深みが出てきますよね。そういうときに合ってくる役を演じたいと思ってます」。

女性として、男性として自然な、シンプルな歩みに美を見出す2人だからこそ縁取ることができたシンプルな、でも確かな愛。最後に、2人に愛のメッセージを送ってもらった。

「この映画は本当にクラシカルなラブストーリーです。観た後にもう一度、愛について考えてほしいと思います」(ジソブ)

「恋愛をしてください。愛を育んでください、そして幸せになってください」(ヒョジュ)
《text:cinemacafe.net》

関連ニュース

今、あなたにオススメ
Recommended by

特集

page top