内田けんじ監督、トロントで『鍵泥棒のメソッド』の大金をめぐるエピソードを告白!

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『鍵泥棒のメソッド』内田けんじ監督 in 第37回トロント国際映画祭
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連日映画ファンで賑わう第37回トロント国際映画祭にて、9月11日(現地時間)の夜、コンテンポラリー・ワールドシネマ部門に選出された内田けんじ監督の最新作であり、今週末より劇場公開となる『鍵泥棒のメソッド』が上映され、満席の会場は笑いの渦が巻き起こった。その後、現地入りした内田監督が登壇し、ファンに向けて撮影のエピソードを暴露。大盛況の舞台挨拶となった。

「世界的な視野と注目すべきストーリー性をもつ作品」が選出される同部門への出品は、本作にとって名誉なことであるが、今年出品された作品の中でも群を抜いて早い段階でチケットが完売。先日ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したキム・ギドク監督の『Pieta』(原題)やチェン・カイコー監督作『Caught in the Web』(原題)を差し置いての完売スピードの速さからもその期待値の高さがうかがえる。

そしていよいよ当日、上映会場には序盤から笑いが起こり、終始笑い声に包まれての上映に。拍手が鳴り止まぬ中、内田けんじ監督が登壇した。Q&Aでは、観客から撮影エピソードについて質問があがると「キャストの演技が素晴らしく、演出しながら笑いを堪えることに必死だった」と明かした内田監督。さらに、「荒川良々が演じる工藤が小銭を掴んでパンチをするのはなぜか?」、「クッキーの缶の中に入っているお金はいくらですか?」という海外ならではの変わった質問もあったが、これに監督からは「クッキーの缶には2,000万円入っていました。本物のお金なんですよ!」と驚きのエピソードが飛び出した。ちなみに、この大金は紛失したら困るということで、撮影終了後すぐにプロデューサーが持ち帰ったとのこと。この嘘のような本当の裏話に、会場は大盛り上がりを見せた。

最後に、早くも観客から「次の作品を早く観たいです。構想はありますか?」とのラブコールを受けた監督は、「頭の中には構想があるのですが、この作品がヒットしないと次の作品が作れないので応援して下さい(笑)」と援護を要請。次回作への意欲を覗かせると共に、会場を再び沸かせた。

本映画祭のほかにも、マレーシア日本映画祭オープニング上映を始め12を超える海外の映画祭からオファーが相次いでいる本作。観客からは「最高でした!」、「ファンタスティック!」という大絶賛の声が最後まで監督に浴びせられていた。

『鍵泥棒のメソッド』は9月15日(土)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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