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『JAPAN IN A DAY』のために投稿された8,000もの動画に監督「圧倒された」

第25回東京国際映画祭特別オープニング作品で、東日本大震災のちょうど1年後の2012年3月11日に撮影された映像を広く募って作り出された『JAPAN IN A DAY』。映画祭初日の10月20日(土)に世界初上映となるワールドプレミアが行われ、イギリスから来日したフィリップ・マーティン監督に成田学監督、早川敬之プロデューサー、実際に投稿した映像が映画に使用された小泉徳宏、相川泰治、関根郁子が舞台挨拶に登壇した。

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『JAPAN IN A DAY』舞台挨拶@第25回東京国際映画祭
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第25回東京国際映画祭特別オープニング作品で、東日本大震災のちょうど1年後の2012年3月11日に撮影された映像を広く募って作り出された『JAPAN IN A DAY』。映画祭初日の10月20日(土)に世界初上映となるワールドプレミアが行われ、イギリスから来日したフィリップ・マーティン監督に成田学監督、早川敬之プロデューサー、実際に投稿した映像が映画に使用された小泉徳宏、相川泰治、関根郁子が舞台挨拶に登壇した。

オスカー監督のリドリー・スコットとその兄で先日、自殺を遂げたトニー・スコットが世界中から募った映像で作り上げた「LIFE IN A DAY」のスタイルを踏襲した本作。リドリー監督が製作総指揮を務め、日本国内を中心に12か国から8,000もの投稿があった。

こうして集まった映像を編集したマーティン監督は「その数に圧倒されましたが、成田監督という素晴らしいパートナーと出会うことができ、見進めるうちに早い段階で我々が笑ったりおかしいと感じたりするところが似ていると感じ、1本の映画にできるという手応えを掴んでいました」と明かす。

成田監督はこれらの映像を物語として紡ぐ上で、「素材を大切に、みなさんの思いを損なわずに作品にできればと思った」と真摯に語った。

「LIFE IN A DAY」に続いて本作にも参加した相川さんは、投稿した映像にも映っているヤンチャな息子の泰治くんと登壇。「日常の穏やかな1日を素材として渡せればと思いました」と映像に込めた思いを語った。

関根さんは福島出身。映像では自身の子供たちの姿をカメラに捉えているが「震災後は外で遊べず、運動会も外でできなくてみんな元気がなかった」と述懐。「いまは除染が進んで外で遊べるようになりました。子供たちに健康で笑顔で過ごしてもらえたらという思いで撮影しました」と切実な思いを語った。

またリドリーからは参加者への感謝を伝えると共に「私の心はいつもみなさんと共にあります」というメッセージが寄せられた。

『JAPAN IN A DAY』は11月3日(土・祝)より公開。

「第25回東京国際映画祭」
開催期間:10月20日(土)〜28日(日)
会場:TOHOシネマズ六本木ヒルズ・シネマート六本木・TOHOシネマズシャンテほか
公式サイト:http://2012.tiff-jp.net/ja/

特集「東京国際映画祭のススメ2012」
http://www.cinemacafe.net/special/tiff2012/
《シネマカフェ編集部》

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