大沢たかお&浅野忠信、イヤな男を楽しんで演じるも好感度が心配?

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『終の信託』初日舞台挨拶
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『Shall we ダンス?』、『シコふんじゃった。』の周防正行監督の最新作『終の信託』が10月27日(土)に公開を迎え、周防監督を始め主演で監督の妻の草刈民代、役所広司、大沢たかお、浅野忠信、細田よしひこが初回上映後の舞台挨拶に登壇した。

重度の喘息を抱えた江木は自らの死に際しての決断を信頼する女医・綾乃に託す。医療と江木への思いをはざまで揺れつつ、綾乃は重い決断を下すが、3年の後、その決断が刑事事件へと発展していく…。

『Shall we ダンス?』以来、16年ぶりの劇映画出演となった草刈さん。前作では“本職”であったバレリーナ役だったが、今回はバレリーナ引退後に女優に転向して初の劇映画ということもあり「この役を演じたことが私の女優としてのスタートになったと思っています」と晴れ晴れとした表情を見せる。作家・朔立木による原作の小説を読んだときは号泣したそうで「現場でも込み上げてくるものがあって、役所さんのセリフを聞くだけで涙がこぼれてしまい(監督に)『ここでは泣かないでくれ』と言われました(笑)」と明かすほど、強い思い入れを持って演じたことを明かした。

『Shall we ダンス?』以来の草刈さん、周防監督とのトリオ再結成となった役所さんは「『Shall we ダンス?』に続いて草刈さんに思いを寄せる役でした」とニンマリ。草刈さんとの久々の共演について「16年前はバレエダンサーで、一緒に踊ったときはよく怒られました(笑)。今回の女優としての覚悟、ご主人の作品をより良くしようと頑張る姿に感動しました」と称賛を送った。

映画を観たばかりの観客を前に居心地が悪そうなのは大沢さんと浅野さん。大沢さんは草刈さん扮する綾乃を厳しく追いつめていく検事、浅野さんは綾乃と長年、不倫関係にありつつもよそに若い恋人を作っていた同僚医師を演じており「みなさんの僕を見る視線に憎しみがあるようで好感度が心配」(大沢さん)、「怖い目で見られているような気がする」(浅野さん)と2人とも苦笑いを浮かべた。

特に浅野さんは、結婚を望む綾乃に「オレ、結婚するなんて言ったっけ?」と言い放つほか、夫の周防監督が見つめる中で草刈さんとの激しいベッドシーンも披露しており、「すいません。僕は監督の指示に従うしかないので…。なかなか、旦那さんの前で奥さんにそういうことすることもないのでどうしようかと思いました」とふり返った。

周防監督は、さすがに本作の製作を通じて自らの人生の“終の信託”に関して考えさせられたそうで「意思表示をちゃんとしておかないと、残された人が責任の重さに後悔したり罪の意識にさいなまれることになる」と語り、続けて「撮影の後に、妻にごく簡単にさらりと言っておりそれが“終の信託”のつもりだったんですが、ある舞台挨拶でそのことを言ったら『聞いてない』と言われまして…」と困った表情。草刈さんは「思い出しました(笑)。心に留めております」と笑顔で夫の思いを受け止めていた。

『終の信託』は全国東宝系にて公開中。
《text:cinemacafe.net》

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