ジュード・ロウが現在、ロンドンで新作『Dom Hemingway』(原題)を撮影中だ。ジュードが演じるのは12年の刑期を終えて出所したばかりの金庫破りのドン・ヘミングウェイ。仲間を裏切らずに沈黙を守り通した彼は親友と2人でその報酬を求めて、かつてのボスが暮らす南フランスを訪ねる、という犯罪コメディでジュードは思い切ったM字ハゲのヘアスタイルにひげ面、体重も増やして美貌を封印し、撮影に臨んでいる。リチャード・ギア主演の『ハンティング・パーティ』('07)やピアース・ブロスナン主演の『ザ・スナイパー』('05/未)のほか、TVシリーズ「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪」を手がけたリチャード・シェパードが監督・脚本を務める。『危険なメソッド』や、日本映画の『十三人の刺客』なども手がけるジェレミー・トーマスが製作にあたり、リチャード・E・グラント、『明日を継ぐために』(未/'10)でオスカー主演男優賞候補になったデミアン・ビチルが共演。シェパード監督は「最初から、独創的で、あらゆる局面で驚きを与えるキャストを実現させたいと考えていた」とキャスティングの経緯について語っている。撮影はロンドンと南フランスで行われ、来年公開を予定している。© Splash/AFLO
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