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阿部寛、小泉今日子らがそれぞれの思う“愛”を告白!

映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の完成記者会見が1月8日(火)に都内で行われ、主演の阿部寛を始め小泉今日子、…

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『つやのよる』完成会見
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映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の完成記者会見が1月8日(火)に都内で行われ、主演の阿部寛を始め小泉今日子、風吹ジュン、野波麻帆、忽那汐里、原作の小説を手がけた井上荒野、そして行定勲監督が出席し、それぞれが思う“愛”について語った。当初、出席が予定されていた真木よう子は体調不良のため欠席となった。

自由奔放な妻・艶(つや)の危篤に際し、夫の松生は彼女がかつて関係した男たちに連絡することを決意。このことがその男たちの周囲の女たちの生活に影響を及ぼしていくことに…。

阿部さんは豪華女優陣に囲まれ「嬉しいですね、(出演している男優は)僕一人じゃなくて岸谷(五朗)さんとかもいるのに。全く絡みのなかった方もいるのに、映画のポスターを見ると、僕一人で全ての女優さんみなさんとのベッドシーンがあるように誤解されるんですが…」と言いつつ、まんざらでもなさそうな表情。様々な形の愛情を描き出す本作を経験したことでやはり“愛”について考えさせられる部分があったようで「本当にいろんな愛があるんだなと思います。うちの親父がおふくろのことを『愛してる』と言ったのは一生のうちに1回か2回で、それもおふくろにでなく息子の僕に言ったんです。その重みを知って『愛してる』という言葉を(軽々しく)使えなくなってしまいました。それでもいろんな人への愛を日々感じてる自分がいると思います」と少し照れくさそうに思いを明かした。

小泉さんは同じく「愛について」尋ねられると「老眼がひどくて遠くの愛しか見えないので、近くの愛が見えるように老眼鏡を作らないと(笑)」とおどける。劇中の奔放な艶について「女としてのエネルギーが高い。持って生まれてしまった魅力があって、それがいろんな男の人を巻き込んでしまい、その周りにまで余波が行ってしまう。そういう人は、男の人も含めて結構いるよなと思います。若いときはそういう人が魅力的に見えて巻き込まれそうになったけど、いまはできるだけ遠くから見ていたいですね。そういう人たちがいるからいろんな芸術が生まれたんじゃないかと思えます」と自らの経験を重ねつつ語った。

野波さんは同じく艶という女性について「うらやましい」と明かす。「あんなに自由奔放に生きてるのに松生さんにあんなに愛されている。本質を分かった上で愛して、看取ってくれる存在がいることはうらやましいなと心から思いました」と語った。また野波さんは年末に結婚と第一子の妊娠を発表したが、新たな年を迎え「赤ちゃんが6月に生まれるので、人間としても女優としても新しいステージが待っているのかなと思います」と期待を口にした。

「世代によって愛というものが変わることはないと思うけど経験によって変わっていくものだと思う」と語るのは風吹さん。「私は確実に愛に生きてると思います。幸せなことにいつも愛する人がいる。野波さんと同じような娘がいますが、『おばあちゃん』と呼ばれるのを楽しみに生きてます」と穏やかな笑みを浮かべた。

女優陣の中で一番年下の忽那さんは愛について「よく分からないものですが…」と語りつつ「家族の愛とか、そういうものは一番麻痺しちゃうものだと思うので、そういう愛こそ大切にしていきたいと思います」とうなづいた。

行定監督は本作を通じて「いかに自分が女性について分かってないかを実感し、勉強になりました」と反省。「普通に生きてると愛について考えることなんてないですが、立ち止まって考えてみるのもいいものだと思います」と自分に言い聞かせるように語る。改めて居並ぶ女優陣に対し「この映画に欠かすことができない、絶対に必要なみなさんでした。心から望んだ人に集まっていただき、僕にとってもいい経験でした」と感謝の思いを伝えた。

『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』は1月26日(土)より全国にて公開。

SPECIAL『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』
http://www.cinemacafe.net/special/4771/recent/
《シネマカフェ編集部》

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