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【MOVIEブログ】『レ・ミゼラブル』でNew Yorkを想う

ブロガーが一気に増えましたね。エグザイルみたいで面白いです。一番の古参としてヒロのように返り咲こうと思いますので、みなさん宜しくお願いします。

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ブロガーが一気に増えましたね。
エグザイルみたいで面白いです。
一番の古参としてヒロのように返り咲こうと思いますので、
みなさん宜しくお願いします。
m(_ _)m

さて、、
年末に『レ・ミゼラブル』を観ました。
忘れられない1本になりました。

僕には『レ・ミゼラブル』というワード(もしくはそれにまつわる何か)で常に思い起こす風景があります。それは大学時代にNew Yorkに留学していた時の友人の部屋です。というのも、その友人がいわゆる「レミゼ」オタクで、そいつの部屋に行くと『レ・ミゼラブル』のポスターが飾ってあって、常に『レ・ミゼラブル』の音楽が流れていて、常にそいつが歌っていて、かの有名な「Do you hear the people sing~」の歌もそいつの声で記憶していて、そんな風景をいつも思い出すのです。

正直当時はまだ『レ・ミゼラブル』は観たことがなかったし、歌もそれほど響いていなかったのですが、これが不思議なもので留学が終わって彼の部屋から離れた時に、あぁあれはよかったなぁと思い始めたんですね。それから舞台で『レ・ミゼラブル』も観て大いに感動して、彼があれだけハマっていたわけもわかりました。

だから今回の映画を観ていても思い起こすのはやっぱり彼の部屋の風景で、彼がフランス国旗を振るわせんばかりに机の上で歌っていた様子でした。でも、思えば僕にとってはその風景は単なる思い出ではなく、夢に向って全力で頑張っていた時期のかけがえのない風景だったんですね。照れずに言わせてもらうならそれは青春でした。僕は映画を、彼は舞台を、そんな夢を追い掛けていた頃のまぎれもない青春でした。あの頃僕らはたしかに熱く走っていました。だから泣きました。映画を観ながら在りし日の想いが溢れてきて、涙を止めることができませんでした。後半はもう正直何の涙かわからなくなるくらい泣いていました。2012年最後の映画は本当にメモラブルなものになりました。

それから年が明けてひょんなことからfacebookで彼と繋がり、先日、十数年ぶりの再会を果たしました。久しぶりに会う彼はちょっと太ってはいたものの全然変わってなくて、相変わらず自分の好きなものに関しては熱く語っていました。(映画の『レ・ミゼラブル』は既に3回観ていました)彼は今は演技学校で演技を教えながら、イベント会社でイベントの演出などをしているそうです。ここにもいました。きちんと自分の夢に向かってまだ走っている奴が。僕等がNew Yorkに留学していたのは1994年のことでした。思えばあれからかなりの月日がたちました。でも、それでもあの頃僕らが抱いていた想いは今でもお互いの胸の中にあります。

「きっといつかは」が「ずっといつまでも」に。

こんなに幸せなことはありません。
最近ペースダウン気味でしたが、僕もまだまだ走ろうと思います。
《text:Yusuke Kikuchi》

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