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ニコール・キッドマン「ボトックス注射はもう打たない」と宣言

ニコール・キッドマンがイタリアの新聞「La Republica」紙のインタビューで、過去に顔のシワ取り効果のあるボトックス注射を打ったと明かしたうえで、「美容整形手術はしない」と宣言した。

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サンダンス映画祭で行われた『Stoker』(原題)のプレミアに参加したニコール・キッドマン -(C) AP/AFLO
サンダンス映画祭で行われた『Stoker』(原題)のプレミアに参加したニコール・キッドマン -(C) AP/AFLO
  • サンダンス映画祭で行われた『Stoker』(原題)のプレミアに参加したニコール・キッドマン -(C) AP/AFLO
ニコール・キッドマンがイタリアの新聞「La Republica」紙のインタビューで、過去に顔のシワ取り効果のあるボトックス注射を打ったと明かしたうえで、「美容整形手術はしない」と宣言した。

ニコールは「手術はしない。ボトックスは試したことがあるのよ、不幸なことに。でももうやめたの。おかげでまた顔(表情筋)を自由に動かせるようになったわ」と語った。

『オールド・ボーイ』で知られる韓国の鬼才、パク・チャヌク監督の新作『Stoker』(原題)で、自分の娘の若さに嫉妬する母親を演じているニコール。「パク・チャヌクの大ファンだったし、(娘を演じた)ミア(・ワシコウスカ)とも仕事をしたかったの。彼女も私と同じオーストラリア出身だしね」。

美容整形については口をつぐむセレブが多い中、ボトックス注射について言及したのは珍しい。確かに、数年前のニコールは不自然に表情がこわばっていた。だが、キース・アーバンと再婚し、2人の娘をもうけ、私生活の充実がそれまでとは違う価値観を見出したのかも。

健康的な食生活ときちんとエクササイズを欠かさないことで美を保つ努力をしているという。煙草は吸わず、肌が弱いので日焼け止めを必ず塗るそうだ。

いまの自分について「完全にナチュラル」と言うニコールは「他人が自分の肉体をどうしようと、それは自由。非難するつもりはないわ。ただ個人的には、肉体が健康であることが大切だと信じているの。そういうふうに育てられたし」と語っている。

(C) AP/AFLO
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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