デ・ニーロ、盟友の予言通りにセメント漬け。ハリウッドに手形と足形を刻む
4日(現地時間)、ロバート・デ・ニーロの手形と足形のパネルがハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアター前に設置された。
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デ・ニーロは「ジョー・ペシはいつも、私はしまいに足をセメント漬けにされるのがオチだと言っていました。彼が想像していたのは、こういうことじゃないと思いますけどね」と盟友である共演者の発言を引用し、観衆の笑いを誘った。
「私はニューヨーカーです。そこで生まれ育ちました。子供たちも育てたし、(トライベッカ)映画祭を始めた場所であり、故郷です。でも、ハリウッドもやはり故郷なのです。映画産業に携わる人間には故郷が3つあるといいます。現住所、最初の妻が暮らす家、そしてハリウッドです」
式典には『アナライズ・ミー』で共演したビリー・クリスタル、24日発表の第85回アカデミー賞で助演男優賞にノミネートされた『世界にひとつのプレイブック』のデヴィッド・O・ラッセル監督も出席した。
アカデミー賞は『ゴッドファーザーPART II』('74)で助演男優賞、『レイジング・ブル』('80)で主演男優賞を受賞しているデ・ニーロだが、ノミネートされるのは『ケープ・フィアー』('91)で主演男優賞候補になって以来、実に21年ぶり。3日に放映されたCBS「Sunday Morning」のインタビューでは「そんなに経っていたのかと驚いた」と語っていた。3つめのオスカー獲得となるか、注目だ。
(C) Startraks/AFLO