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映画『俺俺』、亀梨和也演じる“俺”の思いが投影された給水塔は千葉県に実在!

アイドル・俳優・キャスターと様々な顔を持つ人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也が、1人33役を演じるという前代未聞の主役を務めた映画『俺俺』。ありふれた日常の中で、…

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『俺俺』劇中に登場する給水塔 -(C) 2012 J Storm Inc.
『俺俺』劇中に登場する給水塔 -(C) 2012 J Storm Inc.
  • 『俺俺』劇中に登場する給水塔 -(C) 2012 J Storm Inc.
  • 『俺俺』劇中に登場する給水塔 -(C) 2012 J Storm Inc.
アイドル・俳優・キャスターと様々な顔を持つ人気グループ「KAT-TUN」の亀梨和也が、1人33役を演じるという前代未聞の主役を務めた映画『俺俺』。ありふれた日常の中で、ありえない出来事が起こる、この“日常逸脱系サスペンス”から、ちょっぴり奇妙なニュースが届いた。

原作は、第5回大江健三郎賞受賞の星野智幸による超リアル不条理小説。“俺の増殖”という奇想天外なストーリーを、人気TVドラマ「時効警察」や映画『インスタント沼』などで独自の三木ワールドを確立してきた三木聡監督が、亀梨さんと異色のコラボレーションで映画化させた。

なりゆきでオレオレ詐欺をしてしまった主人公・均(亀梨さん)の前に、次々と同じ顔の“俺”が現れる。好みも考え方もまったく同じ“俺”だらけって最高に心地いいと思っていた均だったが、なかには“許せる俺と許せない俺”がいることに気づく。やがて増殖した“俺”同士の削除が始まっていき…。

本作にはどこにでもありそうな風景の中で、個性を放つ存在となっているものがいくつか登場する。その中でも特に目を引くのが、均が住む街にある、さかずきのような奇抜な形の給水塔だ。付近の千葉県在住者にはもはやお馴染み(?)、写真を見てもらえれば分かるとおり、その不思議な形もさることながら、周りの風景との奇妙な違和感が魅力的と、“給水塔マニア”も高ぶるほど。

三木監督は「虚無性のある構造物が物語の背景としてあるのも面白いんじゃないかと思って、ちょっと違和感のある給水塔を選んだ」と語る。不思議な魅力がつまったこの給水塔、実は本作で均が抱える“ある思い”を投影しているかのような、重要な役割を担っているのだとか。

そんな日常の風景に溶け込んだ、個性的で「ちょっとおかしな何か」に目を向けたとき、“自分が自分であることの証の見つけ方”、そして“人はいかにして他者と向き合えばいいのか”という、普遍的な問いへのヒントに気づくことができるかもしれない。

『俺俺』は、5月25日(土)より全国にて公開。

(C) 2012 J Storm Inc.
《シネマカフェ編集部》

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