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【沖縄国際映画祭】「THE BOOM」宮沢、「島唄」発売当初は「厳しい批判もあった」

先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」にて、誰もが知る大ヒット曲「島唄」(THE BOOM)のリリース20周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『THE BOOM 島唄のものがたり』が上映され、「THE BOOM」のメンバーである宮沢…

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「THE BOOM」のメンバー&真喜屋力監督/映画『THE BOOM 島唄のものがたり』舞台挨拶@第5回沖縄国際映画祭
「THE BOOM」のメンバー&真喜屋力監督/映画『THE BOOM 島唄のものがたり』舞台挨拶@第5回沖縄国際映画祭
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  • 宮沢和史/映画『THE BOOM 島唄のものがたり』舞台挨拶@第5回沖縄国際映画祭
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  • 宮沢和史/映画『THE BOOM 島唄のものがたり』舞台挨拶@第5回沖縄国際映画祭
  • 真喜屋力監督/映画『THE BOOM 島唄のものがたり』舞台挨拶@第5回沖縄国際映画祭
先日より開催中の第5回「沖縄国際映画祭」にて、誰もが知る大ヒット曲「島唄」(THE BOOM)のリリース20周年を記念して製作されたドキュメンタリー映画『THE BOOM 島唄のものがたり』が上映され、「THE BOOM」のメンバーである宮沢和史、小林孝至、山川浩正、栃木孝夫に加え、本作の監督を務めた真喜屋力が舞台挨拶に登壇した。

本作で描かれるのは、「島唄」の誕生秘話、共感や反感といった発表してからの沖縄での反応。世界中で愛されるまでになっ。そして、ボーカルの宮沢さんがスタートさせた「くるちの杜 100年プロジェクト in 読谷」に込めた思いなどが語られる。

この日、登壇した宮沢さんは「(この日の上映に)こんなにたくさんの人が来てくれて嬉しいです。誰も来てくれなかったらどうしようかな…と思いました(笑)。感謝、感謝です」と挨拶。「『島唄』が発売されて20年。多くの方は『面白い歌を作ったねぇ』と言って下さり、可愛がって下さった。でも、大和の人間が琉球音階を使い、沖縄の魂である三味線を振り回し、しかも戦争を知らない人間がその歌を歌うと、何一つ自分のリアルではないところからスタートしました…発売していいんだろうか?」と発売当時の心境をふり返る。

しかし、沖縄の人からのある言葉で心を決めたと続ける。「『魂までコピーすれば、それはマネじゃない。あなたの歌は、沖縄の心をとらえてるよ』って言って下さる方がいて、それで踏ん切りがつきました」。

しかし、「いろんなご批判があるだろうなとは思ってはいましたが、ヒットするとは全く思っていませんでした。ヒットしたことでたくさんの方のお耳に止めていただいたことで、応援して下さる方もいれば、厳しいご批判やお叱りを受けることもありました」とこれまでの「島唄」の歴史を明かす。

それを機に、「一生掛けてもいいから、沖縄に根を生やす覚悟で歌い続けていこう。そうすれば僕たちが届けたいモノ、伝えたいモノがきっと分かってもらえるはずだ」と心に決めたのだとか。

そうして20年間、歌い続けた「島唄」は日本はもちろん世界中でも愛される歌としていまでも歌い続けられている。最後に、宮沢さんは「今回、本当にたくさんの方々が協力して下さって、素晴らしい環境と状況を生み出してくれた。またこうして20年ぶりに『島唄』の新たなビデオが作れたことに、(撮影地の)読谷村の方々を始め、沖縄のみなさまに本当に感謝しております」と語り、温かい拍手に包まれながら舞台挨拶は幕を閉じた。

「第5回沖縄国際映画祭」は3月30日(土)まで開催。
《シネマカフェ編集部》

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