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【ハリウッドより愛をこめて】空前の日本アニメブームがアメリカに到来!?

読者のみなさん、こんにちは! 桜の季節を満喫していることでしょう。私はいつもこの時期になると、日本に住んでるみなさんがうらやましくなってしまいます…。

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『ドラゴンボールZ 神と神』 -(C) バードスタジオ/集英社  -(C)  「2013ドラゴンボールZ」製作委員会
-(C) バードスタジオ/集英社 -(C) 「2013ドラゴンボールZ」製作委員会 『ドラゴンボールZ 神と神』 -(C) バードスタジオ/集英社 -(C) 「2013ドラゴンボールZ」製作委員会
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  • 真ん中がベテラン声優・古川登志夫
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読者のみなさん、こんにちは! 桜の季節を満喫していることでしょう。私はいつもこの時期になると、日本に住んでるみなさんがうらやましくなってしまいます…。そして4月は学校や仕事の“新たなスタート”の時期でもありますよね。それはショウビズ界でも同じで、新しいテレビやラジオの番組の始まる準備が進んでいます。この時期はいつも、色々と期待で胸が膨らみワクワクします!

さて、最近の出来事といえば…私は先月ホノルルで開催された大きなアニメイベント「カワイイ・コン」に招待され行ってきました。実は、私は「鉄拳」や「バーチャファイター」「シェンムー」など人気ゲームの声優を務めたことがあるため、定期的にアメリカのアニメ協会イベントに招待されるんです。日本のアニメやテレビ・ゲームがここアメリカでここまで人気が出ると、誰が思ったでしょうか!? でも実際にそうなんです! どのイベントでも、日本やその文化を尊敬し、愛する人たちにたくさん出会うことができるのでとても嬉しいです。そしてイベントに参加するたびに「もし日本の人たちがアメリカで日本のポップ・カルチャーがこれほど愛されているかを知ったら、きっと誇りに思うでしょうに!」と感じています。私自身も日本で育ち、多くの時間を日本で過ごしてきたので、ファンに出会うことはとても嬉しいです。いま、ここアメリカで特に人気のアニメは「ブリーチ」、「ワンピース」、「ドラゴンボールZ」ですね。日本の最新のアニメもどんどん入ってきていますよ。

今年ハワイで開催された「カワイイ・コン」には、私はゲストとして、そして日本から呼ばれたゲストの通訳としても参加しました。私が通訳を担当したひとりは、日本のベテラン声優・古川登志夫です。それはとても素晴らしい体験となりました! 彼は人気アニメ「うる星やつら」や「ドラゴンボールZ」「ワンピース」などの声優として知られています。彼はこの業界で30年以上ものキャリアがあり、「大草原の小さな家」などの人気番組や、トム・クルーズ、ジム・キャリー、ビリー・クリスタルなどの超有名俳優も声の出演も務めています。彼は生きる伝説ですね。

同時に彼は、私がいままで会ったことある人の中でたぶん最も謙虚な人物でもありましたよ。このイベントで、彼は声優の秘密を少し明かしてくれました。たとえば、日本の多くの声優たちはヴォイス・トレーニングでは歌舞伎を使うというのです! なぜなら歌舞伎は表現豊かで高音から急に低音を出したり、強弱があるからです。これは声のウォーム・アップをすると同時に、声を太くするのに完璧な練習方法だそうです。しかも、歌舞伎では早口言葉を使ったセリフが多いため、口だけではなく、頭の準備運動にもなります。これは声優にとってとても大切なことなんです…もし読者の皆さんの中でエンタメやショウビズ界に関わっている人がいたら、理解できるかもしれませんね。しかもアメリカでほとんどの声優はトレーニングを舞台かラジオで積み重ねているので(私の場合はラジオ)、彼の話は本当に興味深かったです。ほかには、3月30日(日)にファン待望の公開を迎えた『ドラゴンボールZ 神と神』についてもたくさんの質問が飛びました。「ドラゴンボールZ」の新しい映画が出るのは17年ぶりのことで、監督は「ドラゴンボールZ」の原点に帰る作品を作ろうと、オリジナルキャストたちを起用することも決めたそうですよ。

ほかの面白い裏話と言えば、多くのアニメやビデオ・ゲームに登場する戦闘の攻撃シーンでは、叫び声に「た、ち、つ、て、と」を使用することが多いそうです。そして攻撃中になるとそれに「だーーーで」という音を加えるとか。興味深いですね!

みなさん、もし機会があれば『ドラゴンボールZ 神と神』を観にいってくださいね。きっと楽しめると思いますよ!

(C) バードスタジオ/集英社 (C)「2013ドラゴンボールZ」製作委員会
《text:Lisle Wilkerson》

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