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佐藤浩市×香取慎吾がマネーゲームに挑む! “金融都市”ニューヨークで撮影敢行中

旧日本軍の秘密基金と言われる“M資金”を題材にした、原作・福井晴敏の大胆な発想と仮説を基に、骨太な社会派ドラマの名手・阪本順治監督が世界に挑む最新作『人類資金』が今年10月に公開されることが…

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『人類資金』で香取慎吾とタッグを組む佐藤浩市
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  • 『人類資金』で香取慎吾とタッグを組む佐藤浩市
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旧日本軍の秘密基金と言われる“M資金”を題材にした、原作・福井晴敏の大胆な発想と仮説を基に、骨太な社会派ドラマの名手・阪本順治監督が世界に挑む最新作『人類資金』が今年10月に公開されることが明らかとなった。これを受けて、主演の佐藤浩市を始めとする超豪華なキャスト陣が決定した。

金融ブローカーから“M資金”詐欺を繰り返して生きてきた男・真舟雄一の下に、ある日、“M”と名乗る謎の男とその腹心の部下・石優樹が現れる。彼らは真舟に“M資金”は本当に存在しており、それを一緒に盗み出して欲しい、と話を持ちかける。その金額は10兆円、報酬は50億。戸惑う真舟だったが、多額の報酬と、「M資金の秘密を教える」という話に興味を持ち、また、何よりマネーゲームが激化したいまの時代に対する閉塞感に共感を覚え、計画に乗ることに。やがて、真舟たちはアメリカ、ロシアなど全世界を相手に前代未聞のマネーゲームによるプランを考え出すのだが…。

阪本監督と作家・福井晴敏が『亡国のイージス』以来、再びタッグを組む『人類資金』は、現代を舞台に世界中を巻き込んだマネーゲームと国際金融システムに切り込む社会派エンタテインメントだ。アメリカ、ロシア、タイ、日本と4か国でのロケを敢行し、現在は“世界金融の中枢”であるニューヨークで撮影中とのこと。

“M資金”を追ううちに、事件に巻き込まれていく詐欺師の真舟雄一役には、佐藤浩市。『KT』、『みんな、はじめはコドモだった「展望台」』などに続き、阪本順治監督作品の主演を務めることとなる。謎の多い“M”役には「SMAP」の香取慎吾、“M”の腹心・石優樹役に森山未來、そして紅一点となる観月ありさが、不穏なマネーゲームを察知する防衛省の秘密組織に所属する高遠美由紀を演じることが決定した。

さらに、元日銀にしてベンチャー企業代表には岸部一徳、ニューヨーク投資銀行の清算人(暗殺者)には、韓国からユ・ジテが参加。また、ロシア・極東ヘッジファンド代表にはオダギリジョー、真舟の相棒のヤクザ役には寺島進、かつて“M資金”に関わったCIA構成員に豊川悦司、“M資金”を管理すると言われる投資顧問会社の代表・笹倉暢彦には、仲代達矢と豪華過ぎるキャスティングが実現した。

今回のキャスティングについて、阪本監督は「他者に敏感で、常に光と影を内包し、そして逆境に強い、それがキャスティングの大事な要素でした」と語り、「厳しい製作環境の中、この作品の世界観を確実に実現する為には、私の気質、癖、いつも何をしようとしているのかをすでにご存知の旧知の俳優さんに集まっていただくことが私の強い想いでした」とキャスト陣への信頼を語っている。

佐藤さんは「厳しい日程と行程の中、“M資金”を扱っていながらも重厚な娯楽作品に仕上がるであろう今作品で、阪本演出を楽しむ毎日です」と、撮影の充実ぶりを感じさせるコメント。阪本監督も佐藤さんとはテレビ、短編を含めて10本目、出会ってから20年という節目になる作品だそうで、「難しい者同士、映画バカを貫き、座長を二分し合って、 現場をやり遂げたいと思います」と話す。

人気、実力を伴うこれ以上ないキャストの競演が実現した本作。アベノミクスにゆれる現在の世界金融に挑んだ、今年一番の問題作になることは間違いない。

『人類資金』は10月より全国公開予定。
《シネマカフェ編集部》

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