【雅子ブログ】福岡へ！
春の嵐となった週末。逃げるように東京を離れ、福岡に行ってきました。旧知の仕事仲間のイベントに参加するという目的はあったものの、実に15年ぶりの福岡です。
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で、福岡の映画事情を聞いてみると…。東京と同じくいわゆる単館系の名画座は無くなり、「KBCシネマ」が唯一残るのみとか。ナルホド…。時間がなく映画館に行くことはできなかったけれど、サイトをチェックしてみました。上映中の作品には『シュガーマン 奇跡に愛された男』、13日（土）からはブレッソンの『白夜』、20日（土）からカラックスの『ホーリー・モーターズ』などなど、なかなかナイスなラインナップです。また、イラストレーターや洋服屋に勤める流行に敏感な若者たちによると、映画を観るのはDVDがほとんどと言う。観たいと思ってもあっという間に終わってしまって、結局DVD鑑賞になってしまうんだとか。断然、映画館派の私は残念に思うばかり。なんとか時間をやり繰りして、映画は映画館で観て欲しいと思います。
翌日は地元で人気の雑貨屋などを偵察した後、人生初の大分県、友人の別荘のある天ヶ瀬温泉にも足を伸ばしました。萌黄色の新緑の中ドライブし、野菜や肉などを買い込み、食べ、飲み、翌朝は寝起きに朝陽を浴びながらの入浴という至上の時間を過ごしリフレッシュ！ ついでに日田市豆田町にも立ち寄りました。ここは重要伝統的建築群保存地区に選定されているんだとか。歴史ある町並みがそのまま残っていて、タイムスリップしたみたい。辺りをざっと散策しつつ、お醤油やらお味噌やらをついつい買ってしまいました。
福岡の雑貨屋で日田の映画館、「日田シネマテーク・リベルテ」のチラシを手にしていたので、日田に立ち寄れた偶然に歓喜。チラシにあるラインナップを見ると、先週まで『地下鉄のザジ』、上映作品に『死刑台のエレベーター』、『みんなで一緒に暮したら』、『その夜の侍』などなど。日田にあるたったひとつの映画館であると共にカフェも併設し、ライヴイベントや、雑貨などの販売もしているという、まさに私が理想とする映画館です。ただ、こちらも残念ながら時間がなく行くことはできなかったのだけど…。いつかまた再訪したい。歴史ある町で文化的な活動を住民が行っているということに嬉しく思いました。こういうムーブメントがもっとたくさんの街であるといいな。なんだか、まるで旅番組の突然訪問みたいなかんじで、行く先々でお店の人とおしゃべりしたりして満喫しました。楽しく充実した2泊3日の旅を終えて、帰京。画像は日田シネマテークのチラシと、超美味しかったラーメン←常識だという替え玉はナシで。
日田の映画館 日田シネマテーク
http://www.hita-liberte.com/
