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イ・ジャンウ インタビュー「いまなら女性がハイヒールを履く気持ちが分かる」

歌手としても活躍する一方、KBSの2本の視聴率40%を記録したドラマ「怪しい三兄弟」、「笑ってトンヘ」で人気を確立した注目度急上昇中の俳優、イ・ジャンウ。

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  • イ・ジャンウ インタビュー「いまなら女性がハイヒールを履く気持ちが分かる」
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  • 「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」 -(C) MBC 2012
  • 「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」 -(C) MBC 2012
  • 「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」 -(C) MBC 2012
歌手としても活躍する一方、KBSの2本の視聴率40%を記録したドラマ「怪しい三兄弟」、「笑ってトンヘ」で人気を確立した注目度急上昇中の俳優、イ・ジャンウ。「アイドゥ・アイドゥ~素敵な靴は恋のはじまり」で“ラブコメの女王”のキム・ソナと共演した彼に、本作での役柄について、自身の中での変化などたっぷりと語ってもらった。

ブランドシューズのデザイナーとして活躍するファン・ジアン(キム・ソナ)は、周囲も認める仕事の鬼。しかし体は不調続きな上に、仕事優先の彼女に激怒した父親から絶縁を言い渡されてしまう。落ち込むジアンを慰めたのは11歳年下のフリーター、パク・テガン(イ・ジャンウ)。うっかり彼と一夜を共にしてしまったら、まさかの妊娠! 仕事一途だった彼女のキャリアと心が大きく揺らぎ始める…。

ジアンに最初は嫌われながら、やがて人間的に成長し、愛されるようになるテガンを演じたジャンウは、テガンについて「韓国放映時には僕が演じたパク・テガンは『かわいくない』、『煩わしい男だ』、『嫌い!』という意見がありました」と笑う。「確かにテガンが彼女と出会った頃は無職だし、子供っぽさが残る青年でした。でも、社会的に成功したジアンと出会ったおかげで、彼女にふさわしい男になろうと心を入れ替え、彼女と子供を守りたいと気持ちも芽生えて、人間的に成長していきます」と自身の役柄をふり返る。

また恋愛に関してテガンと似ていると語るジャンウは「彼女はこのタイミングでこういうことを言われたり、されたりするのは嫌かもしれないと分かっていても、僕もテガンも積極的に突撃してしまうんです。彼女が困っていそうだなと感じたら、放っておいてほしいと態度に出していても『大丈夫? 手伝おうか?』と面倒を見たくなっちゃうんですよね。ジアンは特にそういう世話焼きを嫌がる女性でしたね。僕が良かれと思ってすることも、相手には迷惑かもしれないので、今後は直していこうと考えています」と笑いながらコメント。ソナが演じた仕事一途でありながら、自分の力で恋も人生も切り開いていく女性を目の前にし、女性観も変化していったそう。「このドラマに参加するまでは、女性の考え方に興味がなかったし、深く考えたこともありませんでした。このドラマで描かれたジアンという女性を間近で見て、現実にも仕事で成功したいと努力を続ける女性がいると知りました」と、またひとつ成長した様子だ。

そして女性がなぜ歩きにくいハイヒールを履いたり、一流ブランドに興味を持つのかの理由も分かったという。「以前の僕は、なぜみんながグッチとかプラダといったブランド品を持ちたがるのか、なぜ女性が歩きにくいハイヒールを履くのか、すべてが理解不能でした(笑)。でも、いまならその気持ちが分かります。ハイヒールを履いてブランドのバッグを持つと、自分が強くなったように感じるし、自信が持てるんです。僕が女装してハイヒールを履いて街を歩く場面があるのですが、あの体験がきっかけでした。ハイヒールを履くと、その分視線が高くなって周囲の見え方が変わり、不思議と自分に自信が湧いてきたんです。女性たちはあの感覚を知っているから、ハイヒールを履くんですね。一流ブランドのアイテムも、現場で毎日のように見ているうちに、その美しさが分かるようになりました」とファッションにも興味が沸いたようだ。

そして明るい未来を想像させるラスト・シーンから、ジャンウが考える未来のテガン像をたずねてみた。「結果的にふたりは幸せになりますが、どんな形の幸せにするか、また、テガンをどんな男に見せるかについてはとても悩んだ部分でした。例えば、テガンがスーパーヒーローのように急激に成長してジアンに見合う男になり、ふたりが幸せになるのか。あるいは、テガンはずっと純粋な青年のまま、ジアンに尽くす専業主夫的な男として幸せになるのか。僕たちはハッピー・エンディングだけど、『テガンはこんな男になりました』と決めずに、ドラマをご覧になる視聴者に彼のその後を想像できる余韻を残すことにしました」。

“ラブコメの女王”キム・ソナとの共演に関して、ジャンウは多くを彼女から学んだという。「撮影が始まった頃はジアンがテガンを嫌う状況ばかりだったので、演技中は冷たくされたこともありましたし、撮影の合間にキム・ソナさんに話しかけようとしても距離を感じたのも事実です(笑)。でも、ソナ姉さんがパートナーを引き立てる女優として評価される理由は僕にも分かります。主演としてプレッシャーを感じながらもほかの共演者の演技に目を配り、キャストやスタッフみんなの面倒を見てくれていました。僕も撮影中はソナ姉さんからたくさんのことを学びましたし、いま、改めて思い出すと、いろんな場面で僕に心配りをしてくださったんだなと感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当にすばらしい女優さんです」とまっすぐな気持ちでキム・ソナに対する尊敬の念を口にする。

着実にキャリアをまい進させているイ・ジャンウ。心がけはもちろん、演技力、歌唱力とすべてを備えた彼のロールモデルは香港俳優トニー・レオンなのだそうだ。繊細で深いまなざしを体現できる俳優になりたいという彼が、ロマンチックドラマやトレンディードラマではどんな姿を見せてくれるだろうか? これからの活躍が待ち遠しい。

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価格:15,750円(税込)

発売・販売元:エスピーオー

(C) MBC 2012
《シネマカフェ編集部》

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