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三吉彩花、“母”大竹しのぶに100本のカーネーションでサプライズ!

若手女優・三吉彩花を主演に迎え、沖縄本島から東に360キロにある絶壁の離島、南大東島を舞台に実話を描いた映画『旅立ちの島唄~十五の春~』。沖縄では4月末より公開されている本作だが…

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『旅立ちの島唄』東京プレミア
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若手女優・三吉彩花を主演に迎え、沖縄本島から東に360キロにある絶壁の離島、南大東島を舞台に実話を描いた映画『旅立ちの島唄~十五の春~』。沖縄では4月末より公開されている本作だが、5月8日(水)に都内で東京プレミアが開催。三吉さんを始め、母親役の大竹しのぶ、父親役の小林薫さん、そして監督を務めた吉田康弘が登壇した。

南大東島と言えば、台風情報で耳慣れている島だが、この島には高校がないため子どもたちは15歳の中学卒業を期に進学のため島を出て暮らさなければならない。大人になる前に家族と離ればなれになる子どもたちと、そんな我が子を送り出す家族の揺れ動く心情を描いた本作。

もともと本作は、ドキュメンタリー番組としてTV番組で取り上げられた、島からの旅立ちを前に島民や家族の前で、島の伝統の唄である“アバヨーイ”(意味は“さようなら”)を唄う、少女民謡グループ「ボロジノ娘」の姿を見た監督が、映画化したいと思ったそうだが、それについて監督は「唄を歌う少女と、歌う姿をじっと見つめている父母の眼差しが非常に胸に迫ってきて、これはぜひ映画にしたいと思いました」ときっかけを明かす。
さらに、「離島で生きている人たちは家族離ればなれになるという宿命を背負っていらっしゃるのですが、家族が離れて生きなければならない現実は全国どこにでもあると思うんですね。でも南大東島と沖縄本島の360キロという物理的な距離がそのまま心の距離ではないということ、逆に離れていることで心の距離が近づくということを南大東島の人たちに取材していて色々感じさせていただくことがあったので、そういう家族の在り方を描くことで、家族と離れて生きている人たちへのエールになればいいなと思います」と語った。

また、本作が初主演となる三吉さんは「撮影始まる前までは自分が主演をやるという実感が全く湧かなかったのですが今回、吉田監督と大竹しのぶさん、小林薫さん、南大東島という素晴らしい出会いの中で撮影ができて、もっともっとお芝居をやりたいと思える良いきっかけになりました」とフレッシュなコメント。

それを隣で優しい眼差しで見つめていた“母(大竹さん)”と“父(小林さん)”。「吉田監督とは、『キトキト』でもご一緒していて、『早く次の作品を撮って~』とお話していました。脚本をいただいたいたときには、ただの家族愛とはちょっと違う、島で生きている人々のそれぞれ抱えている人生を描いているところがとてもいいなぁと思いました」と参加への喜びを語る大竹さん。

一方で、父親役の小林薫さんは「僕は家族の情愛とかそういうの苦手なんですよね(苦笑)。気恥ずかしいというか。脚本を読んだときには、(家族の情愛を)前面に押し出した暑苦しい映画にするんじゃなくて、『ちょっと引き算した方がいいよねぇ』なんていう話で監督と方向性が合って、出演させていただきました」と柔らかい口調で当時をふり返った。

また、この日は“母の日”が近いこともあり、三吉さんから大竹さんへ100本のカーネーションをプレゼントするサプライズも! 「お母さんは得ですね~」と喜ぶ大竹さんを尻目に、「父親がカーネーションを貰うわけにはいかないからね」と残念そうにしていた小林さん。

そうして恨めしそうに小林さんが大竹さんを見つめていると、三吉さんが「私はお父さんを悲しませるような娘ではありません!」とにこやかに微笑みながら、小林さんにも花束と「飲み過ぎないでね」という言葉と共に泡盛のグラスを手渡し、小林さんも照れくさそうに微笑んでいた。

最後には吉田監督が、「沖縄の観光的な要素、晴ればかりではなく曇り空の沖縄も表現したくて、丁寧に島の小さな家族を見つめた映画を作りました。島の風景だけじゃなく、島で実際に毎日生きている人たちの顔を映すというのも一つのテーマに撮りましたので、端々までご覧いただき、南大東の風を感じていただけたらと思います」と島への愛が込められたコメントで締め括った。

『旅立ちの島唄~十五の春~』は5月18日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。
《シネマカフェ編集部》

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