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カンヌ映画祭、まもなく開幕! 今年のファッション・リーダーは誰?

世界中から選りすぐられた映画人たちが集う国際映画祭。中でもカンヌ国際映画祭は長い歴史と南フランスのリゾート地という立地条件もあり、毎年その華やかさで注目を集める。

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ダイアン・クルーガー/第65回カンヌ国際映画祭-(c)Getty Images
ダイアン・クルーガー/第65回カンヌ国際映画祭-(c)Getty Images
  • ダイアン・クルーガー/第65回カンヌ国際映画祭-(c)Getty Images
  • クリスティン・スチュワート&キルスティン・ダンスト/第65回カンヌ国際映画祭-(c)Getty Images
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  • ニコール・キッドマン/第65回カンヌ国際映画祭-(c)Getty Images
  • キャリー・マリガン/第63回カンヌ国際映画祭-(c)Getty Images
  • 河瀬直美監督/第64回カンヌ国際映画祭-(c)Getty Images
世界中から選りすぐられた映画人たちが集う国際映画祭。中でもカンヌ国際映画祭は長い歴史と南フランスのリゾート地という立地条件もあり、毎年その華やかさで注目を集める。

カンヌでお披露目される新作の宣伝に張り切るスターたちの装いも、映画祭のお楽しみの一つだ。夜の公式上映では男性はタキシード、女性はロングドレスが基本だが、日中に行われる記者会見やフォトコールには比較的カジュアルな装いで臨むスターも少なくない。
例えば、昨年のクリステン・スチュワートは「レベッカ・ミンコフ(REBECCAMINKOFF)」の紺のブレザーに「Juicy Couture」のTシャツ、「バレンシアガ(Balenciaga)」のプリントパンツで登場。「カジュアルすぎる」、「ビミョー」と厳しい評価だったが、全面に柄をほどこしたパンツはまさに今年の春夏のトレンド。要は1年先取りしていたわけだ。もしも今年、「?」と思うようなスタイルの女優が現われても、来年になれば流行最先端に、という可能性は高そう。

第66回目となる今年は、5月15日から26日(現地時間)までが開催期間だが、2週間近い全日程をこなす審査員もファッションに手を抜かない。昨年、「コンペティション部門」の審査員を務めたダイアン・クルーガーは連日、「ヴェルサス(VERSUS)」や「ニナリッチ(NINA RICCI)」、「バルマン(BALMAIN)」など様々なブランドを着こなした。特に、公式上映では「シャネル(CHANEL)」や「ディオール(Dior)」など高級ブランドのオート・クチュールで華麗に登場。昨年の映画祭の華となった。

今年の「コンペティション部門」審査員にはニコール・キッドマンが参加。昨年のダイアンばりの活躍が期待できそう。「ある視点部門」の審査員を務めるチャン・ツィイーとリュディヴィーヌ・サニエにも要注目だ。

オープニング上映作の『華麗なるギャツビー』のヒロインを演じるキャリー・マリガンは作品の背景に合わせて、1920年代風の装いで登場するかも。彼女はもう1本、コーエン兄弟のコンペティション出品作『Inside Lewyn Davis』(原題)にも出演しているので、様々なスタイルを披露してくれそうだ。『La Vie D’Adele - Chapitre 1&2』(原題)のレア・セドゥ、ソフィア・コッポラ監督の『The Bling Ring』(原題)のエマ・ワトソンといった若手女優たちのスタイルも楽しみ。

今年は日本からの参加者も多い。まずは「コンペティション部門」出品作の『藁の楯 わらのたて』の三池崇史監督と共にカンヌ入りを予定している大沢たかお。欧米のスターと並んでも見劣りしないスタイルの彼ならば、礼装を素敵に着こなして颯爽とレッド・カーペットを歩くだろう。同じくコンペティション出品作『そして父になる』(是枝裕和監督)に主演した福山雅治にも期待。ちなみに同部門の審査員には河瀬直美監督が名を連ねている。

12日間の映画祭で、今年は誰がファッション・リーダーとなるか、楽しみだ。

「第66回カンヌ国際映画祭」は5月15日~26日(現地時間)にて開催。
《冨永由紀》

好きな場所は映画館 冨永由紀

東京都生まれ。幼稚園の頃に映画館で「ロバと王女」やバスター・キートンを見て、映画が好きになり、学生時代に映画祭で通訳アルバイトをきっかけに映画雑誌編集部に入り、その後フリーランスでライター業に。雑誌やウェブ媒体で作品紹介、インタビュー、コラムを執筆。/ 執筆協力「日本映画作品大事典」三省堂 など。

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