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【MOVIE BLOG】トロント流"ナイト ミュージアム"

夜の博物館と言えば、巨大恐竜が動き出して、モアイ像が喋りだして…なんて映画『ナイト ミュージアム』の世界を想像してしまいますが、ここトロントでは…

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夜の博物館

と言えば、巨大恐竜が動き出して、モアイ像が喋りだして…なんて映画『ナイト ミュージアム』の世界を想像してしまいますが、ここトロントではそんな昼の顔とは違う夜の博物館を実際に楽しめる機会があるんです。

少し遡りますが、最初に訪れたのがロイヤル・オンタリオ王立博物館(ROM)の中で行われる「ROM night」。恐竜の化石や古美術品などカナダ最大規模のコレクションを誇るこの博物館。通常は夕方までの開館のところ、期間限定で毎週金曜日の夜、毎回異なるテーマのもとで美術館が開放され、さらに館内でお酒とお洒落なフード、それに音楽が楽しめるという粋な計らいです。割高な通常のチケット料金の半額以下で入れる! というのも嬉しい限り。

さて、私はというと迫力ある恐竜たちの横でビールを一杯というシュールな空間を楽しんでましたが、ちょうど行った夜のテーマが、市内で行われていたコミックフェスに合わせて「コミック」だったのでバットマンやら戦隊らしきコスチュームやらを身にまとった人の姿も…。また後半になると、広いフロアがクラブのように一変し、金曜の夜を楽しむ人たちで熱気がむんむん! 一瞬博物館にいることを忘れてしまうほどでした。5月から約2か月にわたって行われていたこのイベント、秋にもまた戻ってくるみたいなので、訪れる予定のある方はぜひ足を運んでみてください。

また、これとは別に先日訪れたのがオンタリオ美術館(AGO)にて毎月第一木曜日のみ行われている「AGOnight」。実は今までミュージアムショップに立ち寄るだけで、展示を見たことがなかったのですが…、先日”ガールズナイト”と称して初めて行ってきました。

5年前にトロント出身の有名建築家、フランク・ゲーリーの設計により生まれ変わったという美術館の美しいフォルムを見ているだけでも十分に楽しかったのですが、日本ではなかなか見られないカナダ美術も堪能することができました。「ROM night」に比べてこじんまりとした印象ですが、こちらでもオイスターなどプチサイズのフードとお酒、ほろ酔い気分で若手ミュージシャンたちによるパフォーマンスを楽しむことができます。お洒落な空間に合わせて、いつもより頑張ってお洒落をして行きたくなる、そんな場所でした。ちなみに、こちらは年間を通じて行われているそう。

家族連れも多く訪れる昼の顔とは違う“大人”な博物館と美術館。日本でもこんな試みがあったら面白いなーと思うのですが、実際あるのでしょうか。

話は全く変わりますが、先日、今年のトロント国際映画祭のラインナップが発表されました! 会場近辺には映画祭のフラッグも出るようになり、いよいよ期待感が高まってきました。どのスターにお目見えできるか、楽しみです!
《text:Izumi Kakeya》

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