矢口史靖監督「映像が面白いので勘弁して」…染谷将太主演最新作クランクアップ

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『WOOD JOB!~神去なあなあ日常』
  • 『WOOD JOB!~神去なあなあ日常』
  • 染谷将太/『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』
  • 長澤まさみ/『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』
  • 伊藤英明/『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』
シリーズ累計発行部数33万部を超える三浦しをんの小説「神去なあなあ日」を原作に、矢口史靖監督が脚本も起こした、映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』が、7月31日にクランクアップした。出演は染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明ら。

矢口監督は『ウォーターボーイズ』('01)、『スウィングガールズ』('04)、『ハッピーフライト』('08)、『ロボジー』('12)と、これまでユニークなテーマで映画を撮ってきた。その監督の最新作が、“青春林業エンタテインメント”の『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』だ。

撮影は1か月半にわたり、三重県の山間部を中心にオールロケで行なわれた。矢口監督は、ここまでの長期地方ロケ、ほぼ休み無しというのは初めてだったという。「過酷な撮影ばかりで申し訳ない。撮れてる映像が面白いので勘弁してくれるんじゃないかな」。本格的な林業を染谷さん、伊藤さんらが実演した。染谷さんはチェーンソーを使いこなすまでになるなど、各キャストがリアルなキャラクターを作り上げた。

染谷さんはこのリアリティについて「林業という特殊なモチーフを扱った映画を、CGをほとんど使用せず役者も吹き替えなしでやるこだわりが、最近の映画ではあまり無い部分だと思います。撮影が進むに連れ、そこに加担できることが嬉しくなりました」と述べる。

長澤さんは、木も植物も生きていて命あるものなので一筋縄ではいかなかった、と言う。「人間が思うとおりに事が運ぶなんてことはないんだ、と。生きているものに対してちゃんと接する、向き合う、という姿勢が林業の人たちに感じられました」。

林業のプロ中のプロという役どころを演じた伊藤さんは「作業は危険も伴うし、少しの角度の違いや風などでも(木が倒れる方向が)変わってきてしまう。撮影となると、『これ一回にかける』という、芝居とは別の緊張感がありました。木を切るというところでは、僕らよりずっと長く生きている木を倒させてもらっている。かつてない感謝の気持ちを感じました」と語る。

矢口監督は登場人物について「神去村の暮らしや人々は、都会暮らしの主人公が一晩でKOされちゃうくらい強烈にしたいと思っていました。観客が感情移入にとまどうようなキャラクターばかりにしています。でも気がついたら観客誰もが、登場人物全てを好きになってしまっている、そんな映画にしたいと思っていました」と説明する。

主人公は高校卒業したての18歳、平野勇気(染谷さん)。生まれ育った都会から遠く離れ、携帯も繋がらない、コンビニも無い、若者もあんまりいない、山奥の村で林業に従事することに。すぐにでも逃げ出すつもりが、美人に恋したり、山で不思議な体験をしたり、林業の魅力に気付いていく姿を描く。

『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』は2014年初夏、全国東宝系で公開予定。
《text:cinemacafe.net》

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