【インタビュー】キルスティン・ダンスト、「障害が多いほど2人の愛は深まる」

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キルスティン・ダンスト『アップサイドダウン 重力の恋人』/(C) Getty Images & (C) 2011 / UPSIDE DOWN FILMS - LES FILMS UPSIDEDOWN INC - ONYX FILMS - TRANSFILM INTL - STUDIO 37 - KINOLOGIC FILMS (UD) - JOUROR PRODUCTIONS - FRANCE 2 CINEMA
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  • キルスティン・ダンスト『アップサイドダウン 重力の恋人』/(C) Getty Images
  • 『アップサイドダウン 重力の恋人』キルスティン・ダンスト-(C) 2011 / UPSIDE DOWN FILMS - LES FILMS UPSIDEDOWN INC - ONYX FILMS - TRANSFILM INTL - STUDIO 37 - KINOLOGIC FILMS (UD) - JOUROR PRODUCTIONS - FRANCE 2 CINEMA
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  • 『アップサイドダウン 重力の恋人』 -(C) 2011 / UPSIDE DOWN FILMS - LES FILMS UPSIDEDOWN INC - ONYX FILMS - TRANSFILM INTL - STUDIO 37 - KINOLOGIC FILMS (UD) - JOUROR PRODUCTIONS - FRANCE 2 CINEMA
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二重引力が働く不思議な“双子惑星”を舞台に、本来出会うはずもなかった男女が禁断の恋をするビタースウィートなラブファンタジー『アップサイドダウン 重力の恋人』。本作で2度目の“逆さキス”も披露した主演のキルスティン・ダンストにインタビューを敢行した!

富裕層が暮らす“上の世界”育ちのエデン(キルスティン・ダンスト)と貧困層の暮らす“下の世界”で生まれ育ったアダム(ジム・スタージェス)。上下の世界の交流は法で禁じられているが、2人は運命のいたずらに導かれるように出会い、ひと目で恋に落ちてしまう。“格差”という名の重力に阻まれながらも、運命の恋人に会いたいアダムは、命をかけてエデンのもとへと向かうが――。

“格差恋愛”の代表作といえば、やはり「ロミオとジュリエット」。しかし本作は家柄の違いではなく、重力に阻まれるため“SF版ロミジュリ”と呼ばれている。主人公のアダムを演じるのは、『アクロス・ザ・ユニバース』『クラウド アトラス』のジム・スタージェス。そしてアダムの運命の恋人・エデンを、『スパイダーマン』シリーズのヒロインとして一躍スターダムを駆け上がり、『マリー・アントワネット』『メランコリア』などで個性的な役もこなすキルスティン・ダンストが演じた。

キルスティンは「この映画はとてもロマンティックな物語だけど、2人の間には格差以外にもさまざまな障害が立ちはだかるの。2人が一緒になるためにしなくてはいけないことを比喩的に表現している」と語り始める。

密かにデートを重ね、愛を育んでいたアダムとエデンだったが、ある時、上下の世界の境界を監視していた警備隊に見つかってしまう。逃げようとしたエデンは落下し、そのまま2人は引き裂かれ、運命の恋も終わってしまったかのように思われた。

しかし、死んでしまったと思っていたエデンは実は生きていたのだ。「アダムはテレビでエデンの姿を見て、彼女がまだ生きていることを知り、何としてでも捜し出そうとするの。愛に境界はないし、障害があればあるほど愛は深まるものなのよ」とキルスティンは笑う。

エデンは落下したときの衝撃で記憶を失い、アダムのことを忘れてしまっていた。しかし運命の相手とは気づかずに、もう一度彼に恋をするのだ。恋人が危険を冒してまで自分に会いにきてくれるというのは、女性なら誰でも一度は憧れるシチュエーションだが、キルスティンは「もちろん魅力的よ」と前置きをしながらも、現実には起こってほしくないと話す。

「現実とはあまりに状況が違うから簡単に比較はできないけど、誰であっても私のためにこんな状況には置かれてほしくない」とキッパリ。キルスティンはもはや恋に恋する少女ではなく、現実的で相手を思いやる大人の女性のようだ。

重力によって真逆にひっぱられる2つの世界を舞台にした本作での撮影は、とても大変だったように思えるが、キルスティンに話を聞いてみると苦労というよりは心配ごとがあったらしい。

「ラブシーンの撮影の前夜、ジムの誕生日を祝ったの。彼は相当飲んでいたわ。だからラブシーンの撮影中、一緒に空中で回転していたときに、彼が吐いちゃうんじゃないかと思ってドキドキしちゃった(笑)」。

撮影の合間もジムとふざけ合っていたというキルスティン。彼との思い出深いシーンは「森の中で彼の肩に乗って跳ねていたシーン」とのこと。「私は乗っかっていただけど、すごく楽しかった」と話し、「ジムを尊敬するわ。すべての撮影を通して大変だったのは彼だもの」とふり返る。

本作の監督フアン・ソラナスは、1988年にカンヌ国際映画祭「監督賞」を受賞したアルゼンチンの巨匠フェルナンド・E・ソラナスの息子だ。フアンは、かつて夢で見たたった一つの光景を基に、重力が上下に働く双子惑星という斬新なアイデアを思いついた。父の作品で撮影監督として活躍したフアンとあって、美しいアシメトリーの世界の映像化に成功。「ロミオとジュリエット」のようなドラマチックな愛の物語の脚本も自身で書き上げた。

脚本を初めて読んだときのことを、キルスティンはこう話してくれた。
「ストーリーは複雑だけど、会話はシンプル。展開が読めなくてワクワクしたわ。アダムとイヴを思い起こさせる主人公2人の名前も気に入ったし、愛する2人がこの社会を作るというロマンティックさも好きだった。この不思議な世界をどんな映像にするのか全く想像できなかったけど、フアンが見せてくれた絵コンテは絵画のように美しかったわ。撮影監督でもあるフアンの作品の美しさは格別だし、彼を信頼してこの役を引き受けたの。彼は本当に想像力のある監督よ。いままでに見たことのない世界を見せてくれたわ」。
《text:cinemacafe.net》

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