渡辺謙が男泣き…『許されざる者』ヴェネチア映画祭で熱狂のスタンディングオーベーション

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渡辺謙&柄本明&柳楽優弥/『許されざる者』 in 第70回ベネチア国際映画祭
  • 渡辺謙&柄本明&柳楽優弥/『許されざる者』 in 第70回ベネチア国際映画祭
  • 『許されざる者』 in 第70回ベネチア国際映画祭
  • 渡辺謙&忽那汐里『許されざる者』 -(C) 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
  • 『許されざる者』 -(C) 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
  • 『許されざる者』 -(C) 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
  • 渡辺謙&佐藤浩市/『許されざる者』 -(C) 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
  • 渡辺謙&忽那汐里『許されざる者』 -(C) 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
  • 『許されざる者』 -(C) 2013 Warner Entertainment Japan Inc.
現在開催中の第70回ヴェネチア国際映画祭で、9月6日(現地時間)、渡辺謙・主演の『許されざる者』が「アウト・オブ・コンペティション」招待作品として上映会と記者会見が行われ、渡辺さんに李相日監督らが出席。渡辺さんは、上映後の鳴り響く拍手に涙した。

オリジナルではアメリカ北西部を舞台にしていた物語を、明治維新から間もない蝦夷地(北海道)に移して製作。かつては“人斬り”と怖れられていた男が、再び刀を手にして賞金が掛けられた犯罪者の命を狙うのだが…。

この日の会場には、1,000人以上の観客が集まり、渡辺謙や李監督の名前が呼ばれると場内には歓声が沸き起こった。上映が終わると、場内はスタンディング・オベーションに。約10分間の鳴り止まない拍手の中、目を潤ませた渡辺さんは、思わず監督の手を取り、2人で高く手を掲げて観客の熱い声援に応えてみせた。

公式上映に先駆けて行われた記者会見では、柄本明と柳楽優弥も参加。クリント・イーストウッドの同名作品のリメイク版となる本作だが、『硫黄島からの手紙』以来、クリントと親交を持つ渡辺さんは、今回の映画化のきっかけについて次のように語った。

「映画会社から連絡を入れる以前に、まず僕から(イーストウッドのプロダクションである)エルパソにメールをして、リメイクの話があるがどう思うか、と訊きました。そうしたらとても寛大に『やってみてはどうか』という返事をもらった。彼自身は自分が関わると作品に影響をすると思ったのか、自由にやらせてくれました」。

李監督は、「日本で時代劇を作ることはチャレンジですが、サムライの文化が滅び近代化に移った時代を背景に、先住民と入植者たちの、あまり語られることのなかった歴史に光を当てることは有意義だと思いました。勧善懲悪ではなく、渾然とした人間の本質を描きたかった」と本作の根底に流れるテーマを明かした。

オリジナル版ではモーガン・フリーマンが演じたキャラクターにあたる金吾役に扮した柄本さんは、「モーガン・フリーマンは大好きな尊敬する俳優ですが、今回とくに参考にはせず、むしろ監督の視点と脚本から役作りをしました。撮影は大変でしたが、役者として楽しかった」と撮影をふり返った。

また、柳楽さんには大先輩たちとの共演についての質問が。「最初はとてもビビっていましたが、監督から『同じ土俵にいるのだから、負けちゃダメだろう』と言われ、頑張りました。この映画を撮り終えたいまは、“世界のユーヤ・ヤギラ”と言われるような俳優になりたいと思います」と語り会場を沸かせていた。

『許されざる者』は9月13日(金)より全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

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