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【トロント映画祭】マリオン・コティヤール、恋人の行く所なら「天国でも、地獄でも」

9月9日(現地時間)、開催中のトロント国際映画祭にフランス出身のオスカー女優、マリオン・コティヤールが最新作『Blood Ties』(原題)を引っさげレッドカーペットに登場! 本作の監督であり恋人の仏俳優ギヨーム・カネと…

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マリオン・コティヤール&ギヨーム・カネ/『Blood Ties』 in 第38回トロント国際映画祭
マリオン・コティヤール&ギヨーム・カネ/『Blood Ties』 in 第38回トロント国際映画祭
  • マリオン・コティヤール&ギヨーム・カネ/『Blood Ties』 in 第38回トロント国際映画祭
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  • マリオン・コティヤール/『Blood Ties』 in 第38回トロント国際映画祭
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  • ギヨーム・カネ/『Blood Ties』 in 第38回トロント国際映画祭
  • マリオン・コティヤール/『Blood Ties』 in 第38回トロント国際映画祭
  • マリオン・コティヤール&ギヨーム・カネ&アラン・アタル(プロデューサー)/『Blood Ties』 in 第38回トロント国際映画祭
9月9日(現地時間)、開催中のトロント国際映画祭にフランス出身のオスカー女優、マリオン・コティヤールが最新作『Blood Ties』(原題)を引っさげレッドカーペットに登場! 本作の監督であり恋人の仏俳優ギヨーム・カネと仲睦まじいツーショットを見せ、ファンを魅了した。

ギヨームにとって4作目の監督作であり、初めて全編英語での作品に挑んだ本作。70年代のニューヨーク・ブルックリンを舞台に、刑務所から出所したばかりの兄と警察官として活躍する弟の“血の絆”、彼らを取り巻く女性たちを描く犯罪ドラマ。マリオンはクライヴ・オーウェン扮する主人公との間に授かった子を女手一人で育てる娼婦を熱演している。

女優としての人気・実力はもちろん、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の広告塔を務めるなど、ファッションセンスも注目されるマリオン。レッドカーペットには、優雅なディオールの花柄レースのテール・ドレスで登場。足下も「ディオール」の淡いピンクと黒のバイカラーのヒールを合わせ、美脚を大胆に見せていた。アクセサリーはほとんどつけず、ビビッド・ピンクのリップとネイルにポイントを置き、濃紺のドレスとのコーディネートを楽しんでいた。

翌日にもギヨームとマリオンは揃って記者会見に出席。「この映画で、尊敬の念と共に“女性”を描きたかった」というギヨームは、マリオンの演じた役について「(原作小説に描かれる)過酷な人生の中で、一人の男に捧げる彼女の盲目の愛が何よりも美しいと思ったんだ。ヨーヨーのように男を信じては置き去りにされてしまう、純粋な愛が美しい。また、母親として子どもに一心に愛を注ぐ彼女を一人の女性として尊敬し、信じることが何よりも大事だったんだ」と熱く語った。

同様にマリオンも「彼女の欠陥も含めて、彼女の人生を愛したわ」と言い、 どんなに困難な役でも「私はギヨームの向かうところにはどこへでも行くわ」と力強く言い切った。

監督と俳優として同作品で組むのは本作が初めての2人。実生活でのパートナーという関係が映画作りにどう影響したかという質問があがると、ギヨームは「監督としてはすごく支えになるけど、女優にとっては嬉しくないよね。だって家に帰ってからも監督の抱える悩みに付き添いたくはないだろうからね。あと、ほかの監督はどうか分からないけど、パートナーに偏った愛を見せる抵抗からか、今回の現場ではもしかしたら(マリオンに対する)“オープンな賞賛”は少なかったかもしれないね(笑)」と照れ笑いを見せた。

すると、マリオンは「ギヨームの言うことは無視して、彼はキャスト全員と平等に接していたわ(笑)」とフォロー。「彼の願望が叶うことは私にとっての喜びだし、それがうまく行かないときは私も深く落ち込む。創作する人とその過程を一緒に歩むことは、天国でもあれば地獄のときもある。自身の考えや感情を作品や人々に伝えていく過程はとても情熱的で、それを近くで見ることはとても面白いの。彼が現場で監督として仕事をしている姿に、いつも私は感心しているのよ」とパートナーへの愛と全幅の信頼を堂々と語った。

揺るぎない信頼関係の上で支え合う2人の愛の結晶とも呼ぶべき、『Blood Ties』。今年10月、フランスでの公開を皮切りとして数か国での公開が決定している。

トロント国際映画祭は9月15日(現地時間)まで開催。
《text:Izumi Kakeya》

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