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劇団ひとり初監督『青天の霹靂』クランクアップ…大泉洋、柴咲コウら共演

お笑いの枠を超えて、作家、俳優と、マルチな才能を発揮する芸人・劇団ひとり。今回、自身の書き下ろし小説2作目『青天の霹靂』を、劇団ひとりみずからが映画監督として初めてメガホンをとり映画化、去る9月11日にクランクアップを迎えた。

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『青天の霹靂』
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お笑いの枠を超えて、作家、俳優と、マルチな才能を発揮する芸人・劇団ひとりが、自身の書き下ろし小説2作目「青天の霹靂」を大泉洋&柴咲コウを主演に迎え、映画化した同名作『青天の霹靂』が、去る9月11日にクランクアップを迎えた。

売れないマジシャン・轟晴夫は、母が幼いころ家出、父とも絶縁状態だ。ホームレスになっていた父が死に、父のダンボールハウスにみずからの未来を見た晴夫は涙する。そこに青天の霹靂、雷が晴夫を直撃する。晴夫は40年前にタイムスリップし、同じマジシャンの父・正太郎、アシスタントの母・悦子と出会う。晴夫は正太郎とコンビを組み人気者に。そんなとき悦子が妊娠する。晴夫は「あの人から生まれてくるのは俺だ」と気づく。明らかになる出生の秘密。母はなぜ晴夫を捨てたのか。父と晴夫はなぜ不仲になったのか。そして晴夫はこの先どうなるのか――。

8月3日にクランクインした本作は、ひとりさんのリアリズムの追求によりオールロケ、関東近郊各地で撮影した。長野県上田市では昭和の浅草の町並みを再現した撮影も行なわれ、ひとりさんは上田市の協力に感謝しきりだ。

約1か月半の撮影を乗り越え迎えたラストカットは、主演の大泉さんによるマジックシーン。撮影の4か月前から練習を重ねてきた、プロのマジシャンでも難しいと言われるカードマジックを披露し、初監督作の感動のクランクアップに華を添えた。

大泉さんは「細部にわたって演出してくれる監督は天才肌で、やりたいことが明確だった。現場でもゲラゲラ笑いあってとても楽しかったです。マジックシーンはどれもキツかったです。自分は今、鳩を出すのが日本一、いやひょっとしたら世界一上手い役者かもしれません(笑)」と現場でも和気あいあいだったよう。

大泉さんの母・悦子を演じる柴咲さんは「男性が多い作品なので、華やかさを大事にしました。大泉さんは普段から面白い方なので、本番に入る前に笑いを堪えるのが大変でした(笑)。監督は全てを声に出して語る方ではないので、不安もありましたが、『良かったです!』と言って頂けてとても安心しました」とコメントを寄せた。

轟正太郎役として自身も出演したひとりさんは「クランクインのときは、地獄みたいな日々が続くのではないかと思いましたが、初めてのわりには楽しんでできたと思います。映画そして原作のきっかけは、数年前マジックバーで、ペーパーローズが浮いてバラに変わる瞬間に感動したこと。あの感動を味わって頂けたら充分です」と本作の仕上がりに大満足のようだ。

『青天の霹靂』は2014年5月、全国東宝系にて公開。
《シネマカフェ編集部》

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